特殊能力

○亡骸を羽織る

　この魔物の強さは、利用する亡骸のそれに依存します。利用する亡骸は、分類[蛮族、動物、幻獣、人族]が確認されています。
　「※」には元となった魔物の数値を当てはめます。「※※」には利用する亡骸の元となった魔物レベルがあてがわれます。複数部位のものの場合、コア部位は常に「なし」となります。
　基本的に、特殊能力もすべて同等に持っています。ただし、自身のHPを回復させる効果(「○再生」「○吸血」など)は使用できません。

○其れは亡骸なれば

　この魔物は、宿主のHPが0以下となった場合、即座に宿主と同じ座標に出現します。生死判定に成功する限り行動ができ、この魔物はあらゆる回復効果を受け付けません。また、生死判定において自動成功をした場合は達成値に+5処理をするにとどめます(+5した上で目標値に満たない場合は死亡します)。

○身中に潜む蔦

　宿主のHPが0以下となった場合、この魔物と同座標にいる任意の対象1体に、即座に近接攻撃を行う事ができます。この時、不意を打つことで命中力判定に+4のボーナス修正を得ます。対象は危険感知判定(目標値は「この魔物のレベル」を基準値として決定)を行う事ができ、成功することで、この魔物が不意を打つことで得た命中力判定のボーナスを無効にできます。その後、通常通りの回避力判定を行います。
　この能力を持つ魔物は、宿主に対する魔物知識判定が弱点値まで届いた場合にのみ、宿主に巣くっている事が判明します(弱点値に満たない場合、魔物知識判定の際に判明しません。また、宿主が[分類:人族]の場合は「知名度+7」以上で同様に判明するものとします)。そのため、複数部位ある宿主である場合は、コア部位「なし」に置き換わっている事にも気づけません。
　また、この魔物は例外的にアンデッドを宿主とする事があります(肉体が残っている個体に限られます)。