容姿・経歴・その他メモ

かつてはダーヴェス上層の機工兵団（仮）に所属していた。利き腕である左腕を除く四肢を義手義足化しており軍内でも上位の実力を持っていた。義手義足を用いて縦横無尽に動き回り殲滅していく戦闘スタイルであった。そのため護衛よりは威力偵察や一対多の殲滅戦を得意としていた。
しかし軍内の政治に巻き込まれ実力を妬んだ同僚（仮称ロイター）によって嵌められ王城の一部を破壊した冤罪で処刑されそうになる。（４年ほど前）その際伝手（仮称ルイス）を頼り大金を積んで娘（リリア）を下層に逃がしたが嫁（マリー）は殺されている。ギルバートも上層から逃れるために下層へ飛び降りることになる。その際落下の衝撃や追手の攻撃によって義手義足の機能のほとんどを損傷しており戦闘力が低下している。リリアと合流した際に持たせられていた手紙でマリーの死を知る（どうやら墓は作ってもらえたようだ）。その後は装備を売った金やたまにありつける仕事で何とか食いつないでいる。
マリーに対してはわりかし未練たらたらであるし、できれば上層にある墓にも行きたいと思っている。
リリアに対しては愛する娘として以外にもマリーに次いでリリアまで失うわけにはいかないという執着じみた感情を持っている。無意識のうちにマリーの忘れ形見としてみている節がある。とはいえ下層で甘やかしていては生き残れないためできる限り技術や戦闘技術を教えている。
仮称ロイターに関しては復讐心は消えていないが、娘のことや現実を考えるとあきらめざるを得ないと考えている。出番があれば詳細を考える。
仮称ルイスに関しては上層時代は仲が良く娘を預けるくらいには信頼していたようだ。出番があれば詳細を考える。

英雄と軍とギルバート
軍の仮想敵は英雄である。一騎当千の英雄に対して代替可能な戦力を効率よく投入し、多少の犠牲を許容し英雄を削り殺す。これが軍の基本思想である。そうして成立した軍に対するカウンターとしてギルバートのような戦力が考案された。単体における戦略ユニット、それが彼に求められた役割である。集団に対して多対一を行うのではなく、機械化した四肢による機動力や攻撃力を生かし同時に相手する人数を減らし消耗を抑えることにより軍を相手に勝利するという思想のもとに戦闘を行うのである。ギルバートは軍門貴族の出身故、ある程度指揮官としての訓練も受けているが戦力としての性質上、固定の部下はおらず命令を受け単体で行動し屋内戦や市街戦を得意とする。また少数における特異戦力である英雄との闘いは苦手とする。英雄と軍とギルバートの間には三すくみの関係があるのだ。

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収支履歴