特殊能力

○大神の威光(不完全)

　半径10,000m以内の冒険者レベルや魔物レベルが20以下のキャラクターを抵抗の余地なく死亡させます。

○召異魔法、神聖魔法〈ラーリス〉レベル20／魔力35(42)

　召異魔法、神聖魔法の全ての超越魔法を行使できます。

○限定X+1回行動

　このキャラクターは1回の手番で1回の魔法行使と最大X(現在生存しているキャラクター数)回までの近接攻撃を行えます。ただし近接攻撃は同一手番でまだ近接攻撃の対象に取っていないキャラクターを優先して選択しなければなりません。同座標に一度も近接攻撃を行っていないキャラクターが存在せず、近接攻撃の行動回数が残っている場合のみ、既に近接攻撃対象に取ったことのあるキャラクターを近接攻撃の対象に取ることが出来ます。ただし同一手番で1体の対象には最大2回までしか近接攻撃を行うことは出来ません。

○異界渡り

　移動を行う代わりに、地上と異界の狭間を渡ることで、移動力の範囲内の座標に即時転移できます。この効果は移動に制限が掛かっている場合でも行えます。この効果は自身の手番で移動を行うタイミングでのみ使用でき、転移した手番は移動を行ってないと見做されます(魔法行使等が可能です)

○無銘の剣

　小柄なグラスランナーが使って敵に致命傷を与えられるよう鍛え抜かれた無銘の剣が狂神ラーリスにより魔化されています(デモンズグレイブ)。このキャラクターの近接攻撃はC値7の威力45+44点でダメージ決定します。更にダメージ決定の出目を+1します。この武器による攻撃はクリティカル無効でもクリティカルが発生します。クリティカルが発生する度にその威力決定において威力を+5します(上限100)。適用ダメージをMPにも与えます(HPダメージをMPで代替えする効果は、MPの減少処理後に行えるものとします）

○知覚:魔法

　透明な対象に対するペナルティがありません。

○マナ不干渉

　精神抵抗に成功した場合、あらゆる効果を抵抗:消滅にします。また知覚:魔法のキャラクターは、このキャラクターを相手取る行動判定に−2のペナルティ修正を受けます。

○マナ不適正

　魔法を行使するとき、不足MPの倍の値をHP消費することで魔法を行使できます。この効果で回復魔法は行使できません。

≫魔法破り／射程:接触

　達成値40までの任意の効果1つを消滅させます。この能力は10秒に1回使用できます。

≫デモンズスプレッド(召異魔法)

　MPを12点消費し、任意の属性を2つ選択して3分間の間、該当する属性の算出ダメージを半減します。

▶ダークソウル(召異魔法)

　MPを8点消費し、気絶している対象を10秒間だけ意のままに操ります。対象はこの魔法が行使された直後に例外的に割り込みで手番が発生します。術者は対象の行動を自由に指定でき、全ての技能や特殊能力、所持品を把握して有効に使えます。ただし対象自身に危害が及ぶ行動は指定出来ません。対象は手番が終わるとHP1で目を覚まします。

○第一の剣の託宣／運命凌駕

　このキャラクターと敵対している15レベルの技能を保持しているキャラクターは、死亡時に自身の保有している経験点を使用して16レベルに技能成長したとして超越者に覚醒できます。その際に○剣の託宣／運命凌駕が自動的に使用され蘇生します。また経験点が不足している場合、不足分をセッション終了時の配布経験点から差し引く代わりに上記の覚醒処理を行えます(差し引ける上限はGMが判断します)。16レベル枠の戦闘特技の習得はセッション終了後に行われます。この効果で超越したキャラクターで○剣の託宣／運命凌駕以外に剣の託宣を使用する能力がある場合、同一セッションにおいては例外的に一度だけ宣言できます。

○旅の終わり

　このキャラクターとの戦闘に敗北または逃亡した場合、キャンペーン『リプレイ・プロミス』を終了します。
　敗北または逃亡によって世界線が収束し、褐色同盟団の冒険は自動失敗します。今後の世界情勢の変遷、また生存したキャラクターがいた場合にどのような生涯を送ったか等を描写したのち、『リプレイ・プロミス』13話の終了時点でキャンペーンを完全に終了します。この段階で全てのキャラクターが完全にロストしたと見做されます。褐色同盟団の物語が別のセッション等によってこれ以上、綴られることはありません。褐色同盟団の名前は戦禍の中に立ち消え、歴史に残ることもありません。