身長

155cm

体重

41kg

髪

黒と灰色

瞳

翠眼

肌

白色

年 齢

28歳

出 身

ランドール地方（母国は蛮族によって滅亡）

性 格

勝気で自己中。正義感に溢れ曲ったことは許せない。唯我独尊。

好 物

甘いお菓子

嫌 物

肉料理

口 調

人の発言に「～～かしら？」と威圧的に返すことが多い。一人称は「アタシ」、公人相手には「ワタクシ」

愛 称

他人には「ディーナ・セシー」かセオドシアと呼ばせるが、仲間や友人には「セシー」と呼ばせる。家族や特に親しい恋人がいれば「シア」と呼ばれたがる。

信条1

4・1権力（勝利・支配）肯定　富と名声は力有る者の手に。

信条2

1・4秩序（自制・組織）否定　わがままで自己中な正義感を振りかざすため反発されやすい。

矜 持

2・4自分こそがいつも正しい

動 機

5・4失われた家門を取り戻すため

経歴1

1事故や悲劇→4・1餓死しかけた

経歴2

2事故や悲劇→2・6投獄されたことがある（4己の正義を通して）

経歴3

2秘密の背景→5・5滅びた国家の末裔

年齢28歳の人間の女性。
産まれはランドール地方の既に滅亡した国家。
父系は大公爵位であり、母は都市の自警団長である。
つまり私生児で、父系からは認知されずに育った。
現在は既に没落し爵位剥奪の憂き目にあったレーヴェルシュタイン性を名乗っている。
それは生き別れた母に見つけてもらうためでもある。

彼女の母国滅亡は10歳の時であった。
時のレーヴェルシュタイン大公の次男が蛮族と通じており、
国防の重要機密である、守りの剣の「結界維持の儀式日」を漏えいしてしまったことが原因だ。
その結果、国の守りが最も薄い日に、蛮族から大侵攻を受け、守りの剣破壊と共に国は滅びの一途を辿り始める。
この際、国家反逆罪により大公家は取り潰し、爵位剥奪に留まらず、
蛮族内通者として、一族郎党が連座で公開処刑となる。
母アンヌの元で育った彼女は、このレーヴェルシュタイン家の血筋だが、
私生児であったために母と共に公開処刑を逃れている。

亡国以前は、母が指揮する自警団宿舎で暮らし、そのころから軍略を覚え始める。
しかし、蛮族の侵攻と共に、やがて母と暮らす街も襲われ、自警団を指揮する母を背に一人逃がされた。
深き森を抜け険しき谷を越え、とある山で飢えて弱っていたところ、魔物に襲われる際に土の妖精に救われる。
以来、成人するまで妖精と共に生き、成人と共に人里に下った。
一度は故郷を訪れたが、そこは蛮族が跋扈する地となり、もはや人間の姿は見当たらない状況であった。
このとき、彼女は弱き民を守るための力を手にすること、
そのためには、より良き領主が必要で、自分にはその依代となる貴き血が流れていることを自覚する。

その後、荒廃した故郷のあるランドール地方を離れ、騎士となり戦う力を手に入れることを決意。
かつて、亡国の血統を引き継ぐ身と母から教わっており、家門を立てることを目標とする。
少ない路銀を駆使し、キャラバンの雑用をしながらウルシラ地方のスフバール聖鉄鎖公国を目指し、
蛮族を討つという強靭な意思で、聖黒銀騎士団の正騎士候補である従騎士養成候補生の一員となる。
だが、かねてよりの強すぎる正義感故に諍いを起こしやすい人柄と、
人だけでなく獣にまで厳しすぎる性格が騎獣に嫌煙されがちだったことも含め、
正騎士に昇格することができなかった。

しかも直接的な原因は、彼女が身体的に貧弱であり、魔法職向けだったことにも起因している。
知略と妖精の力を以て物事を解決するあまり、不器用でノロマであり、
そのことを揶揄されたことで、自分の養成担当である正騎士と乱闘になり、
結果、騎士団の犯罪者用の独房に投獄される等、不名誉な出来事があった。
騎士を諦めた彼女は、冒険者として名声を受けることを目指し、
いまなお孤独に目標へ向けて邁進しているのである。

また、彼女は未婚であり、恋愛感情が乏しく、勇ましさ故に男性からのアプローチを袖にしてしまう。
勝気で男前であり、女性としての内面の魅力にいささか問題がある。

二つ名「英雄妖精」由来は、戦場でこそ活躍する軍事能力と、軍略を指揮するだけでなく、
使役妖精の力で難所を切り開く強力な問題解決能力を持つことから。
呼び名の「ディーナ・セシー」自体は、「小さきセシー」を意味する。
また、伝説上の「英雄妖精（ディーナ・シー）」を由来とした当て字でもある。