人々の思想が違えば時に争いを生むこともある。
その時私はどちらに立つべきなのか...どちらにも寄り添える道は無いのか...
説得をした際に私の言葉が届いたのは半分だった、けれど半分の3人は聞き入れてくれた。
それは私にとって救いだったし彼等にとっても救いになるなら良いなと思えた。
だから私は通い詰める。
刑務所に、彼等が罪を償ってくれるように。
その日私は初めてジューシールーシーを食べた。その味は美味しかったのか、私には分からない。
ただ、愛情を込めて作っているのだけは分かったかも知れない。

薬草を採取する際に以前焦るように自分をひた隠しにする青年、ポルックス。
彼は私を苦手としている風に感じた。
それでもやることは変わらない、彼に何か救いの手を差し伸べられればと私は思った。
その怖さが何かを私は知る由は無いけれど、共に立ち、共に歩き、共に戦う。
言葉をかけるよりも寄り添うことが彼の理解に繋がるかもしれないと思ったから。
彼の怯えは分からない、彼が話してくれるつもりになるまで聞き出そうとも思わない。
ただ彼が怖くなくなって話してくれたら彼自身救われると信じている。

本日ギルドを尋ねた際にマスターとcareerismと言う方が修行の内容を強化する話をしていました。
マスターの友人？の方なのかどうかは知りませんがどの様な方でも先ず自分の目で確かめるのが良さそうと判断して皆と共に修行に行くことになりました。
始めはマレットさんが警戒をしているようでしたがポルックスさんが気に入り始めているのを見て悪い方では無さそう...
と言うのが感想になりましたね。
どの様な形であれ私の環境は少しずつ変化している気がします。
そしてその際にポルックスさんが自身の事を少し話しているのを見て、ポルックスさんにとってこのギルドがしっかりと自分の居場所になって安心できる環境になってきているのを感じてもう大丈夫そうと安心しました。

私が初めてオーレルム地方に来た際に私を助けてくれた方でした。
そのまま冒険者ギルドに連れられて、何処までも手を尽くしてくれたのには感謝をしても仕切れません。
更に普段の暮らす場所を貸し出してくれたノヴァ一家にも感謝をしています。
普段は共に訓練をしたり軍略を考えたりと助かる面も多いです。
ラナも彼に天地使いとして教えを受けているようで誰にでも手を差し伸べる姿は私も見習いたいと思ってます。
彼は英雄には興味が無いと言っていますが彼こそ英雄に相応しいと思うのです。

冒険者の後輩で子供にとっても優しい方ですね。
よく教会に奉仕に行くそうで一度だけ誘われて行った際には眩しい笑顔に神官と言うより聖母を思い浮かべました。
今ではノヴァ邸で共に暮らしていて沢山の人から色んな事を吸収していく姿に私も負けないよう励もうと思いましたね。

妖精使いの方で優しい方です。
初めて冒険に出た際に後衛から魔法の支援を行ってくれたのを覚えてますね。
彼女とは1番多く冒険を共にしていて苦楽を共に感じ取った中です。
とても頼りになる方だからこそ軍略を考える際にも信頼していける仲間です。

最初こそ不思議な方で警戒をして居ましたが面倒見の良い姉のような方だと分かってから頼らせて頂いています。
なんて言うのでしょうか、近所にいて成長を見守ってくれるような存在だと思いますね。
彼女は特殊な楽器を演奏しながらも武器として扱っていて更に器用で身のこなしも凄くて沢山の事を行えるので策を用いるときに頼らせて頂いています。

同じ軍師でもあって俺には出来ない仲間の回復の支援も行う事が出来る方です。
彼女はバルバロスで彼女の為に開いた講習では沢山の事を学ぶことが出来ました。
私はこの世界の事をまだまだ全然知りません。
私が居た街にはバルバロスの方もウィークリングの方も居ませんでしたから...
けれど彼女達の境遇を知った今、私に出来る事は彼女達のような種族のせいで苦労する..誤解を受けてしまう方の誤解を解いて共に暮らせるように、護って、共に肩を並べて暮らしたいと思いました。
だって彼女はとっても優しい方ですから。

彼は初めは私に対して不信感というか警戒を抱いている様に思いました...
端から見たら私はきっと変な人に見えたのでしょう。
けれど彼が少しずつ心を開いてくれたとき、私は嬉しく思いました。
だからこそ彼の助けにもなりたいから...、これから彼にとって安心できる環境を作れるように頑張ります。
それも私が行う使命だと思うから。

とても多くのことを熟す器用な方だと思います。
魔物の知識もあって身のこなしも良く斥候や野伏の役割も熟す勢いには驚きました。
それと同時にポルックスさんの理解者で彼がムメイさんに頼っている姿を見ると安心しました。
最初は色々と思い詰めていたようですけれどそれもいつの間にか解消されていて...
これからも彼のパートナーとしてお願いしますね。

最初出逢ったときポルックスさんと過去に一悶着合ったそうですが今はそんなことが無いように振る舞っていますね。
凄くのんびり屋なのかマイペースなのか見ていてハラハラすることがありますが彼女の騎獣へと指示する姿は何か通じる者がありますね。
彼女からも学べることがあるのでしょう。
私も見習いたいと思いますね。

操霊術士の冒険者の先輩です。
冷静に物事を見ていて私には出来ない魔法での支援、攻撃を熟してくれるのが有り難く頼りにさせて頂いてます。

ヴァグランツで騎獣を従えて戦う騎手ですね。
彼の従えて居たドンダウレスとも絆がとても頼りになりました。