オフェンサーズ・ガントレット
- 知名度
- 12
- 形状
- 精密な機構が取り付けられた革製の腕帯
- カテゴリ
- 装飾品:手
- 製作時期
- 現在
- 概要
- C値の下限を解放できるが、デメリットがある。
- 効果
-
この装飾品は、どのキャラクターでも補助動作で装備することができます。
装備中、武器攻撃による腕の動きが精密に補正されます。筋力ボーナスが-2され、代わりにC値を下げるあらゆる効果の下限が1つ下がります。ただし、このアイテムの効果を適用できるのは、同じ手(※)に装備中の「用法:1H」の武器による近接攻撃のダメージ判定に限ります(※「装飾品:その他」に装備する場合も、どちらの手に取り付けているか明示します)。
例として、《かいくぐり》を習得したキャラクターがC値10の武器と盾を装備した状態で回避判定に3回成功したとき、次の攻撃では、本来ならC値は8までしか下がりませんが、このアイテムの効果が適用されていると特別にC値を7まで下げることが可能です。
また、このアイテムは繊細な機構を有しているため、装備中に命中判定で自動失敗を出すと破損してしまいます。破損した状態ではアイテムの価値が半減し装備不可となります。この場合、1000Gの費用と3日~1週間の期間をかけて修理してもらうことができ、その後は効果と価値が元に戻り再び装備可能になります。
由来・逸話
鍛冶師ベルガが、かつて冒険者の娘のためにかつて編み出した秘具です。
今は亡きベルガの娘は、強い冒険者を目指し、非力ながら根気強く修業を重ね”致命的な攻撃を避けながら相手の急所を確実に狙い仕留める”という軽戦士としての戦い方を模索して技を鍛えていました。
この腕帯の手甲から肘のあたりに取り付けられている精密な機構は、武器攻撃による体の動きを自動的に補正し、その精度と速度を並外れたものに向上させてくれます。
ただし、この機構が非常に繊細かつ独特であり、不要な力を加えると装備者の腕に並からぬ負担をかけてしまいます。破損した時に腕帯が外れるのは、装備者の腕をへし折らないように、ベルガによって安全装置が仕組まれているからです。この秘具を十分に使いこなすには、扱う者の理解と熟達した技術が必要となるでしょう。