由来・逸話

ジニアスタ闘技場に現れた正体不明の男が持ち出してきた魔剣です。
冒険者ノルニャルド・シャビーが望む「いつも死にかけてるから死なないようになりてーにゃ」の要求に応えたものになります。
また、ノルニャルドが振るえるようにするための安全装置として非常に強力な封印処理が施されているようです。

猫の手を模した白く大きな手袋です。大きな爪も付いていてますがそのまま叩くことも出来るため、可愛らしい見た目に反して斬撃・打撃に対応出来る武器となっています。
また装備者は少しばかり猫度が増して可愛らしく見える……かもしれません。

この武器の最大の特徴は、攻撃を命中させた時の衝撃を肉球部分が吸収して肥大化することにあります。
肉球はすぐ縮んでしまうのですが、縮むまでの間であれば敵の攻撃を受け止めるクッションになってくれることでしょう。

男曰く「君は闘士達のような格闘の技術があって……猫、いや、リカント……ね。いやぁ思ったより似合うのがあるな。これがあるとかなり『しぶとく』戦えそうだしよかったら使ってみてくれよ。……なんで僕はこんなの持ってたんだろうね」