ローリク・ローリエはレプラカーンの女の子です。小柄な体形でしたが、騎獣の扱いは村でも一番でした。ある日、ローリクは、立ち入りの制限されていた近畿の森でひとつの卵を見つけました。小さなころから父親に騎術を教えてもらい、騎獣と触れ合っていたローリクには、それが何かすぐにわかりました。「ローリクだけの相棒だわ！」すぐにわかりました……が、顔に落ちる暗い影に違和感を覚えて目線を上げると、そこには舌なめずりをしてローリクを見下ろす数体の蛮族の姿がありました。入ってはいけない森、危ない森。それには、当然理由があったのです。得意のメイスを持つ手も震え、逃げようにも卵のことを考えると思うように動けません。万事休すと目をつぶり衝撃に備えました。しかし、幸いなことに、ローリクのもとに蛮族の攻撃が降りかかることはありませんでした。ぎゅうとつむっていた目を開くと、そこには長い髪をたなびかせた、一人の冒険者の背中が堂々と映りました。ばたばたと軽い様子で蛮族をなぎ倒した冒険者は、ローリクにやさしく声をかけ、手を差し伸べました。ローリクはわんわん泣きました。自らの命が助かった安心感に、自分の無力さに。冒険者に背負われて村に帰るまでの短い間、ローリクは冒険者からいろいろな話を聞きました。ぼうっと火を噴くドラゴン、勇者の剣、星降る夜に船を出して探したお宝。そのどれもがローリクにとっては夢のようなお話でした。冒険者と別れ、村に帰ったローリクは、憧れを胸に三日三晩と十月十日毎日離れずに卵を温めます。そのうちに小さなダウレスが生まれました。すくすくと育つダウレスの成長に伴い、ローリクのあこがれも膨らんでいきます。騎獣との戦闘訓練を十分にこなし、騎術、剣術ともに村一番の座も不動となったころ、ローリクは家族に言いました。「ローリクは村を出るわ。ローリクは、セカイを知りたいの」。反対するものはどこにもありませんでした。

国王に会ったことがある(不採用)
憧れる冒険者がいる
卵を温めたことがある

まだ見ぬ世界を見るため

名前はロシア語(ベラルーシ)のクローリク(うさぎ)と月桂樹(ローリエ)から。月桂樹の花言葉は「勝利」

やだけどライダーに着手するぞ！やったことない攻撃特技やってみるぞ！です

なやましい

参考にするといいよ
おにーさんの子→https://yutorize.2-d.jp/ytsheet/sw2.5/?id=tvUWsm
買い物、特技だけ決めてない