由来・逸話

魔法文明時代に詐金神メイガル信仰の神官、【聖銀卿】セーロンド・ジファリア卿が作り上げた不等価の天秤。
卑金属と聖銀の価値を崩壊させる聖遺物。効果は、左の秤に載せられた卑金（鉄や亜鉛、鉛等）を右の秤から同重量の聖銀へと変換する。その逆も可能。

卑金属を聖銀へと変えることが出来るこの聖遺物は、セーロンド卿曰く失敗作であり、本来は卑金属を金やアダマンタイト、聖銀などの価値あるものに変えることが出来る天秤を作り出そうとしていた。

しかし、出来上がったものは聖銀にしか変えることが出来ない天秤であり、自らの力不足に嘆いたと云われるが、卑金を聖銀に変えることが出来るという偉業は未だ真似できたものはおらず、その力はまさに神にも勝る偉業と称えられている。

この聖遺物は壊すことが出来ず、また聖銀をあらゆる卑金に変換することが出来るため、別名【血吸いの秘宝】【聖銀人形殺し】とも呼ばれています。（実際に、ミスリルゴーレムにこの聖遺物を触れさせると、ブロンズゴーレムに置き換わります）