スケルトンメイジの日記
基本取引価格:5
- 知名度
- 形状
- 古ぼけた手帳
- カテゴリ
- 冒険道具類
- 製作時期
- 現在
- 概要
- スケルトンメイジが所持していた日記
- 効果
-
由来・逸話
古ぼけていてほとんどのページは読めなくなっているが、読めるページがいくつかある。
〇月×日
このわけのわからない屋敷に連れてこられて既に数日が経った。わかったことは2つ。この屋敷にいるガストは地下室にいるものは襲わないということ。そして、不定期に新しい犠牲者が連れて来られるということだ。しかし、犠牲者の多くはすでに死んでしまっている場合が多い。私たちは話し合いの結果、そうした犠牲者たちの死体は火葬することにした。黒炎での火葬だったが、慈悲深い月神様ならば受け入れてくださるだろうとトミーは話していた。
最初こそダグラスとオルバに警戒していた私たちだったが、今では少し友情のようなものも感じている。きっと彼らとならこの屋敷を脱出することもできるだろう。
□月△日
とうとうオルバがアンデッドに殺されてしまった。トミーとダグラスもあの迷宮に閉じ込められたままだ。私一人では今後の探索は無理だろう。この下水の匂いが充満する場所に閉じこもることしかできなかった。水も食料も残り少ない。ついこの間まで私たちのような犠牲者が増えないことを祈っていたが、今は誰かがこの屋敷に運び込まれて私を見つけてくれまいかと考えてしまっている。
ーー月ーーー
喉が渇いた。死にたくない。すまないアリエラ。せめてもう一度君に会いたかった。もし、これを読んでいる者がいるならルキスラ王国のテフヌ村にいる私の妻にこの日記を届けてほしい。
愛しているよ、アリエラ。