ゆとシートⅡ for SW2.5 - ゆと工公式鯖

【ステラウーノ死送球投法】 - ゆとシートⅡ for SW2.5 - ゆと工公式鯖

【ステラウーノ死送球投法】

(ドーデン地方)
入門条件
50名誉点

アルフレイム大陸北西部に位置するドーデン地方に、キングスレイ鉄鋼共和国(『Ⅱ』319頁)という魔動機文明の技術復興に大きく力を注いている国があります。その国の首都キングスフォールの中心部に、中央平和公園という大きな公園があり、そこには大きな競技場があります。競技場では、拳闘や各種の競技が行われ、国民の娯楽となっています。その中でも特に人気なのが、「石球合戦」という競技で、数人のチーム同士で石製の球を投げ合いながら、相手チームの旗を奪った方が勝つという競技です。その「石球合戦」で数年連続で年間チャンピオンとなった“巨星”というチームがあり、そのチームの主将で人気を博したステラウーノという選手がいます。そのステラウーノが編み出した投法が戦闘に応用されたのが、【ステラウーノ死送球投法】です。「石球合戦」と【ステラウーノ死送球投法】は、キングスレイ鉄鋼共和国が進める魔動列車と鉄道網の発展を通じて各地に広がっており、今ではどこでも50名誉点で入門可能です。

流派装備

名称 知名度 カテゴリ 価格 概要
魔動リューター 12 冒険道具類 1,000
+20名誉点
石や金属を加工・研磨できる
ダイイングボール養成ギプス 16 装飾品:手 2,300
+30名誉点
1日装備後、《死送球~》の命中力判定+1、ダメージ+2
石球 1 〈投擲〉B 0 投げやすい様に加工してある石
鉄球 1 〈投擲〉B 100 投げやすい様に加工してある鉄球

秘伝

《石球作り》

必要名誉点
20
タイプ
常時型
前提
なし
限定条件
なし
使用
適用
リスク
概要
石を〈石球〉にする
効果

〈魔動リューター〉を用いて、掌に収まるサイズ(直径6cm程度)の石を加工・研磨し、〈石球〉にします。材料となる石は、どこでも手に入るものでかまいません(〈ストーン〉と同じです)。作業のためには、視界が悪いことによるペナルティを受けずに安定して座って集中できる環境が必要です。その環境下で、秘伝習得者なら、石を〈石球〉にするのに、30分掛かります。但し、1日の作業は6時間(〈石球〉12個作製)を限界とします。秘伝習得者は、〈魔動リューター〉を用いれば、判定の必要なく〈石球〉を作れます。この秘伝を習得していない者が〈石球〉を作るなら、「対象となる一般技能レベル+器用度ボーナス」を基準値とした目標値11の判定に成功する必要があります。〈魔動リューター〉が無いなら、達成値に-4のペナルティ修正を受ける上に、作業に2時間必要です。石を加工・研磨するための道具が何も無ければ作製不能です。判定に失敗したら加工は上手くいかず、〈石球〉にはなりません。失敗したら、一度加工に使用した石は再加工できません。対象となる一般技能は、ジュエラー(宝飾師)技能、スカルプター(彫刻家)技能、メーソン(石工)技能のいずれかとなります。

《死送球壱號・頭撃(ダイイングボール1号)》

必要名誉点
20
タイプ
独自宣言型
前提
《ターゲッティング》
限定条件
〈石球〉or〈鉄球〉
使用
ファイターorフェンサー orバトルダンサー技能 orシューター技能
適用
1回の投擲攻撃
リスク
なし
概要
命中力判定-2で命中したら、10秒の間、対象の知力系判定及び生命・精神抵抗力判定-1
効果

この秘伝は、〈石球〉または〈鉄球〉で投擲攻撃を行うときに宣言し、その攻撃1回に有効です。「分類:人族」「分類:蛮族」「分類:動物」「分類:幻獣」で「頭部」を秘伝使用者が認識できるキャラクターを対象とできます。それ以外のキャラクターは、この秘伝の対象にできません。対象の頭部を目掛けて投げます。命中力判定に-2のペナルティ修正を受け、命中したら、ダメージを与えた上で、対象は眩暈を感じ、10秒(1ラウンド)の間、魔法行使判定及び知力ボーナスを使う判定と生命・精神抵抗力判定に-1のペナルティ修正を受けます。〈石球〉は、〈スリング〉を使用した場合、この秘伝を宣言できません。

《死送球弐號・消撃(ダイイングボール2号)》

必要名誉点
20
タイプ
独自宣言型
前提
《ターゲッティング》or《牽制攻撃Ⅰ》
限定条件
〈石球〉or〈鉄球〉
使用
ファイターorフェンサー orバトルダンサー技能 orシューター技能
適用
1回の投擲攻撃
リスク
なし
概要
命中力判定+1、C値+1
効果

この秘伝は、〈石球〉または〈鉄球〉で投擲攻撃を行うときに宣言し、その攻撃1回に有効です。当てることを優先した変化球投法です。対象の直前で急激に落ち、再び浮き上がって当たります。対象から見たら、一瞬球が消えた様に感じます。命中力判定に+1のボーナス修正を得ますが、ダメージ決定においてクリティカル値が+1されます。〈石球〉は、〈スリング〉を使用した場合、この秘伝を宣言できません。

《死送球参號・魔撃(ダイイングボール3号)》

必要名誉点
30
タイプ
《魔力撃》変化型
前提
なし
限定条件
〈石球〉or〈鉄球〉
使用
ファイターorフェンサー orバトルダンサー技能 orシューター技能
適用
1回の投擲攻撃
リスク
生命・精神抵抗力判定-2
概要
投擲攻撃のダメージに魔力を追加
効果

この秘伝は、〈石球〉または〈鉄球〉で投擲攻撃を行うときに宣言し、その攻撃1回に有効です。自身の魔力を込めて投げます。宣言を行った攻撃が命中した場合、ダメージを「+(攻撃者の任意の魔力)」点します。リスクとして、あらゆる生命・精神抵抗力判定に-2のペナルティ修正を受けます。〈石球〉は、〈スリング〉を使用した場合、この秘伝を宣言できません。

《死送球零號・遊撃(ダイイングボール0号)》

必要名誉点
50
タイプ
《囮攻撃Ⅱ》変化型
前提
ファイターorフェンサー orバトルダンサー技能 orシューター技能
限定条件
〈石球〉or〈鉄球〉
使用
ファイターorフェンサー orバトルダンサー技能 orシューター技能
適用
1回の投擲攻撃
リスク
なし
概要
命中力判定-2、ダメージ+8、回避されたとき対象の回避力判定-2
効果

この秘伝は、〈石球〉または〈鉄球〉で投擲攻撃を行うときに宣言し、その攻撃1回に有効です。当たればよし、当たらなければ注意を惹くことで味方の攻撃を助けるという目的で、力任せの大振りの投擲を行います。命中力判定に-2のペナルティ修正を受けますが、命中時にはダメージが+8点されます。宣言を行った投擲攻撃が回避された時には、その対象は以降の10秒(1ラウンド)の間、回避力判定に-2のペナルティ修正を受けます。この効果は-8まで累積しますが、1回、回避力判定に失敗すると、その時点で全て消滅します。このペナルティ修正は、《囮攻撃Ⅰ/Ⅱ》で与えるものと同じ扱いとなり、累積します。〈石球〉は、〈スリング〉を使用した場合、この秘伝を宣言できません。

《レーザー大遠投》

必要名誉点
50
タイプ
《スローイングⅡ》変化型
前提
《鷹の目》
限定条件
〈投擲〉
使用
適用
リスク
概要
4m以上の助走を付けて投げることで、射程10m・20mの投擲攻撃の射程を30mに延長
効果

この秘伝は、《スローイングⅡ》と違い、命中力判定のボーナス修正はありません。その代わりに、投擲攻撃の対象に向かって4m以上の通常移動を行った上で投げることで、「射程:10m」または「射程:20m」である全ての投擲攻撃(〈ポーションボール〉の投擲も含みます)を「射程:30m」として投擲できます。

製作者:Snake Eyes