容姿・経歴・その他メモ

経歴表

かつて信頼できる友人がいた
才能を絶賛されたことがある
大恋愛をしたことがある

理由

探している人がいる

設定

森深くのエルフの集落の出身。
集落では人々を守るべく訓練を行い、森を切り倒して武器を鍛造する戦士の家系と
自然を尊び、森を守り、その恩恵を得てこそ繁栄を享受出来るとする妖精使いを中心とした祭司の家系が
集落の主導権を巡って静かな争いを繰り広げており、フィオナは戦士の家系の生まれでありながら、
戦いに向いた気質ではなく、また森を愛していたため、思い悩みながら過ごす。

あるときに祭事で行われた舞をこっそりと真似しているところを後に友人となる
針子のケイトリンに目撃されその才能を絶賛される。
このことが自信に繋がり、祭りの宴席で踊りを披露する踊り子の輪に加わることができ、
根本的に違うと感じていた相手と自分とそこまで差がないこと、わかりあえることを学ぶ。
この時期にクロエの兄である祭司のロイドに見初められ、
村の対立的な気配に対する認識の一致もあって意気投合、密かに交際を開始する。

しかし、前述の通りに戦士の家系と祭司の家系は長い対立関係にあったため、
婚姻は認められず、お互いに別々の相手を選ぶようにと命じられてしまう。
それでも諦めずに祭司であるロイドを支えることが出来ることを示し、
その上で十分以上に本分である戦士として戦えることを示したことでようやく認められる。
この際に妖精使いとしての才覚を伸ばしていたクロエと関わりをもつようになる。


この瞬間が幸せの絶頂であったことは疑いようもない。


村の対立が徐々に解決のための妥協へと向かう最中、
思い詰めた様子のロイドから村の危機が迫っていること、村に悪しき存在が入り込んでいることを聞かされ、
その証拠が近く掴めること、解決の為に必要な知識をもっているキルヒア神官が集落の外に居ることを教えられる。
即座に解決への協力を約束し、翌日に詳しく話をすることを決める。
――だが、それがロイドとの最後の会話となった。


翌日ロイドとその家族が惨殺される事件が起こったのだ。
唯一生き残り事件現場で発見されたクロエが犯人とされ拘束された。
家族を第一とし、兄であるロイドを慕っていたクロエが犯人ではないことを確信していたことから、
牢に閉じ込められていたクロエを助け出し、集落を飛び出すこととなる。


生まれ育った集落を離れる最中、フィオナの胸中にはロイドを殺した犯人に対する深い復習の念が宿っていた。

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