容姿・経歴・その他メモ

容姿

身長：158㎝
体重：46㎏
髪色：ピンク
瞳色：ライムグリーン

経歴

大惨事表

・B-6-2「自分にそっくりな人物を知っている」
・B-5-4「役に立たない得意技がある」
・B-3-6「父親が旅に出ている(いた)」

来歴

少女の父は武闘家だった。かつて世界を旅してその武を磨いたという。少女は父と種族が違うため、父が練り上げたリルドラケン特有の武術を継承することはできなかったが、それでも父親譲りの格闘のセンスのお陰か優秀な武闘家として成長した。
成長した少女は、父に倣って武者修行の旅に出る。路銀をお稼ぐため、また強敵と巡り合うために冒険者となった。そしてあるとき商隊の護衛任務を受け、蛮族の襲撃に会う。思いがけない強さの蛮族に追い詰められるが、吹き飛ばされたときに積み荷に直撃、そしてとあるものに出会う。
「キッヒッヒ。小娘よ、力が欲しいか」
「だ…誰？ううん、今は誰だっていい。私に守るための力を頂戴！」
「ならばその杖を手に取るがいい！貴様には才能がある、存分にオレサマを使いこなすがいいさ！」
「これね！じゃあ、行くよ…ホオァーーーッッッ！！！」
「…えっ」
「凄い、この武器とっても手になじむ…！これなら…行ける！シャァオッ！」
「えっ。いやあの、えっ」
「アタァ！ホアタァ！ホワッチャァーーーーー！！！！！」
「……ええぇ」
「…ふう。どこの誰かも分からないけれど、あなたのお陰で皆を守ることができたよ。お礼を言いたいから姿を見せてくれないかな」
「…まあ、いいだろう。オレサマも貴様に言いたいことがあるし」
「わあ！ヌンチャクの中から出てくるなんて…！」
「ヌンチャクじゃねえから杖だから。まったく初めてだぜ、オレサマという魔神をここまでコケにしたのは――」
「あなた、精霊さんだったのね！」
「は？」
「なるほど、蛮族を倒せたあの力は魔法だったんだね」
「いや、貴様に才能があるのは確かだが、魔法は特に何も使ってｎ」
「はっ！？ということは私、魔法少女！？前に聞いたことがある、女の子が精霊さんと契約を結んで魔法少女として人々を守るっていう話！」
「いやあのだかｒ」
「魔法少女フェアリアルリリィ、ここに誕生！」
「話を聞け。聞いて」

――――少女の頭はたいそう残念であった。

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