容姿・経歴・その他メモ

ブルライト地方西部のマカジャハット王国出身のナイトメア。
芸術家の両親のもとで生まれたがナイトメアだったため、蛮族に近く人を傷つける種族として家族・地域社会の中でも疎んじられていた。シルトは「人を襲わないし、怖いことをしないよ。」と繰り返し言っていたがその状況が変わることはなかった。
成長し10歳になったころ、ナイトメアの噂を聞きつけたジニアスタ闘技場の有力者テレサ(ナイトメア:女性:155歳)に剣闘士候補生としてスカウトをされた。
両親も厄介払いができると前向きだったためすぐに話はまとまり、テレサのもとで住み込みで雑用をしながら戦いの技術を学ぶことになった。テレサはシルトを同族の一人として偏見なく対等に扱かったため、シルトの性格も徐々に前向きに明るくなり、戦闘技術も順調に学んでいたが一つ大きな問題があった。シルトは武器を持って人を攻撃することができなかった。どれだけ訓練を重ねてもそれだけはできなかった。
15歳のある日、シルトは自分には剣闘士は向いていないこと、これからは冒険者になってほかの人を守っていきたいことを伝えた。
テレサは快くよく承諾し、ハーヴェス王国の冒険者ギルドに行くことを勧めた。ハーヴェスまでの運賃、何日かの食料と少しばかりのガメルをシルトは貰い、冒険者としての生活を始めた。

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