この秘伝が宣言された攻撃を行うには､使用する武器(〈ボウ〉〈クロスボウ〉の場合は矢/太矢)に〈蠱毒の刃薬〉(種類は問いません)が塗布されている必要があります。
　この秘伝を宣言した攻撃で「1」点以上の適用ダメージを受けた対象は､その攻撃の命中力判定の達成値を目標値とした生命抵抗力判定を行わなければなりません。
この判定に失敗した対象は､30秒(3ラウンド)の間､命中力・回避力判定に-1のペナルティ修正を受けます。この効果は毒属性として扱い､累積しません。
　複数を同時に攻撃する場合､《～樺斑》の場合は命中した対象の中から任意に選択した1体に､《～大樺斑》の場合は命中した対象すべてにこの効果を適用します。

　この秘伝は､例外的にその基礎特技での「適用」を無視し､遠隔攻撃時にも宣言できます。
　この秘伝が宣言された攻撃を行うには､使用する武器(〈ボウ〉〈クロスボウ〉の場合は矢/太矢)に〈蠱毒の刃薬〉が塗布されている必要があります。
　この秘伝を宣言した攻撃が､《蠱毒之舞・樺斑/大樺斑》の効果を受けている対象に命中したとき､基礎特技と同様､威力表使用時の出目が3～11の場合､それが+1されます。
　複数を同時に攻撃する場合､命中した対象の中から《蠱毒之舞・樺斑/大樺斑》の効果を受けている対象すべてにこの効果を適用します。この秘伝と《蠱毒之舞・樺斑/大樺斑》を同時に宣言した場合､攻撃前に《蠱毒之舞・樺斑/大樺斑》の効果を受けている対象にのみこの効果を適用します。

　使用する武器(〈ボウ〉〈クロスボウ〉の場合は矢/太矢)に〈蠱毒の刃薬：蜈蚣〉が塗布されている状態で､《蠱毒之舞・樺斑/大樺斑》を宣言した攻撃が命中し､さらに対象が《蠱毒之舞・樺斑/大樺斑》による生命抵抗力判定に失敗したとき､対象は《蠱毒之舞・樺斑/大樺斑》の効果に加え､自身の手番終了時に「3/5」点の毒属性の魔法ダメージを受けるようになります。
　この効果は《蠱毒之舞・樺斑/大樺斑》の効果が消滅するまで持続します。

　使用する武器(〈ボウ〉〈クロスボウ〉の場合は矢/太矢)に〈蠱毒の刃薬：蜘蛛〉が塗布されている状態で､《蠱毒之舞・樺斑/大樺斑》を宣言した攻撃が命中し､さらに対象が《蠱毒之舞・樺斑/大樺斑》による生命抵抗力判定に失敗したとき､対象は《蠱毒之舞・樺斑/大樺斑》の効果に加え､10秒(1ラウンド)/30秒(3ラウンド)の間「出血」状態になります。
｢出血｣状態のキャラクターは、武器攻撃、魔法の行使、その他主動作、補助動作、判定の有無問わず能動的な行動を行う度に｢1｣点の確定ダメージを受けます。この効果は重複しません。
《～背赫後家蜘蛛》は上記の効果に加え､対象が「出血」の効果で受ける確定ダメージに+2します。この効果は毒属性として扱い､《蠱毒之舞・樺斑/大樺斑》の効果が消滅するまで持続します。

｢出血｣状態は、練技【ヘルシーボディ】で効果時間を10秒(1ラウンド)短縮することが可能です。
また、｢出血｣状態は魔法生物、魔動機、フロウライト、その他GMが｢血液が流れていない｣と判断したキャラクターには効果がありません。

　この秘伝の効果は､あらかじめ〈薬溝加工〉を行った刃武器に〈蟲毒の呪い〉を仕込み､その武器で《蠱毒之舞・樺斑/大樺斑》を宣言して攻撃を行ったときにのみ現れます。
　攻撃が命中し､対象が《蠱毒之舞・樺斑/大樺斑》の効果に対する生命抵抗力判定を行うとき､その判定に-「仕込んでいた〈蟲毒の呪い〉の強度÷5(端数切り上げ)」のペナルティ修正を与えます。この効果が一度現れると､仕込んでいた〈蟲毒の呪い〉は失われます。