容姿・経歴・その他メモ

・孤児院の生まれ
・困ってる人を放っておけない
・エクソシストとして訓練を受け、戦いは慣れてる
・目標は大司祭（権力が好き）
・好きなもの：ファンタジー的ジャンクフード、魔道機時代の遺物、夜明けの空
・性格：明るく優しい。↔︎ジャンクフード好きで浪費癖。
・友人がいる：孤児院で育った仲間。エルフ、ドワーフ、リルケラドンなど。今は各地でそれぞれの仕事をしている。手紙でやりとり。
・依頼の報酬の10%くらいは孤児院に仕送り。
　

立ち絵は仮、服装は聖職者＋肩鎧


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教会で拾われ孤児院で育てられた。
優しく温厚な老司祭で、多種族を引き取って面倒を見ていた。
シャルはそんな司祭に憧れていた。

12歳の頃に、“魔神語を理解する”ことが判明。
村が異界の化け物に襲われた時、その力によってかろうじて壊滅を免れた。
その後、近隣の都市のティダン教会つきのエクソシスト兵団にスカウトされる。
奇異の目で見られつつも、天賦の才で実力を見せつけ、ちやほやされていた。

半年に1回、育った教会に戻ってくる。
ほこりくさい礼拝堂の匂い。陽だまりのように暖かいおじいちゃん司祭と過ごす時間。
忙しいのに、自分の話をいつまでも聞いて、頷いてくれる。
私は言う。「兵団の訓練ってキツくてさ〜！！天才の私がなんとかなっちゃうんだけど！ほんとはこんなことしたいわけじゃないってのにさ〜！笑」
そのとき、司祭の目が鋭くなった。
「シャル、いいかい。では、“キミの本当にしたいこと”は、なんだい？」
びっくりした。司祭のこんな低い声は、初めて聞いたかもしれない──
逃げちゃ、いけない。
「私が本当にしたいこと、は──」
唾を飲む。口に出したら、もう、戻れないんじゃないか？

「傷ついた人を、助けたい。このラクシアには、悲しい運命を辿る命がまだたくさんある。私はそれを見過ごせない──！」

その言葉は、私が思っていたよりも、室内に大きく反響して、私の肌を震わせた。
自分でも驚いて、恥ずかしくなって誤魔化そうとした。
でも、私を見つめる司祭の顔は、これまで見たことがない、慈愛と喜びに満ちた表情をしていたんだ──

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