容姿・経歴・その他メモ

・未だ叶わない夢がある
・濡れ衣を着せられたことがある
・歌を褒められたことがない
・見聞を広めるため

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目が覚めた時、そこには沢山のルーンフォーク（休眠状態）がいた・・・
名もわからない工場のような場所でただ一人だけ、活動状態になったようだ

なぜ自分がそこにいたのか、創造主は誰なのかわからないことだらけだが、
分かっていることは蛮族(バルバロス)に対抗するため、
ヒト族の生活をより豊かにするために生まれてきたという目的だけ
その目的を果たすべく、一歩を踏み出した！

だったのだが生まれ故郷（工場）を飛び出して５年後・・・

見た目がやや可愛く作られてしまっていることも相まって、
冒険者として認めてもらえない毎日が続いていた。
それどころか酒場の店員としてスカウトされてしまう始末。
※万が一暴走しても問題ないよう、リミッターがかけられているが、
力仕事や記憶することは平均以上にできる。そして見た目採用だった。

ある意味ヒト族の生活を豊かにするという目的に沿っている？といえなくもないが、
一つだけとても苦手なことがあった・・・
余興として歌を歌わせられることが何よりも嫌い！（ちなみに褒められたことは皆無）

我慢しつつも働いていたところ、とある事件が起きる・・・
酒場の裏庭で殺人事件が起こり、一部始終をみていた目撃者から、
ボクが犯人だというのだった。
調査したところ、逃げた犯人がいる町から少し離れた山の奥地には、
自分と瓜二つのルーンフォーク（活動停止状態）がいた。
確認したところ、自分より遥か前に製造されたと思われるロットナンバーであり、
寿命を迎えたのだろう・・・

自分も寿命が近くなるとこうなってしまうのだろうか・・・
犯人でないことを証明できたとしても、同じ姿をしている自分がいることで、
お世話になっている酒場に迷惑をかけるわけにはいかない。
そして、蛮族(バルバロス)に対抗するというもう一つの目的のために、
自分ができることを探す旅に出るのであった

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