ウォーリーダー主体でセージ上げつつ、余力があったらファイター1だけとってもいいかも？あとレンジャーは恐らく取得する！
後は何はともあれ旗！！旗を買う！！！

金髪のロングウルフ風な髪に、黄緑と深緑のオッドアイ、2本の角が特徴的なナイトメア。
ナイトメアの中では体格はしっかりとしている方。
普段はちょっと深めの帽子をかぶっているが、角は全然見えてる。

性格

明るく元気。ニコニコ笑いながら大きな声で道行く人に挨拶するタイプ。
ナイトメアであることを気にした様子もなく堂々としている。
何とかなるでしょ！とドンと構えてることが多い。
しかし根は真面目で、物事をみていないようできちんと見てる。

とある町で冒険者として生活をするソレイユの夫婦の間にできたナイトメア。
生まれた時間が日中だったこともあり、母親の怪我は大きかったものの回復力の高さで死ぬことなくルーチェを出産した。
ナイトメアだったことに驚きはあれど、自分たちの子どもであるという紛れもない事実があるので寛容的に受け入れられて育てられた。
生まれて育てられた当初は今のような性格ではなく、両親の陰に隠れて様子を伺うような静かな子どもであった。
両親は寛容的だったが、町の人からは多少なりと否定的な感情を向けられることもあったが、そのたびに両親に「堂々としたらいい！悪いことなど何もしていないのだからな！！」と言われていた。
そう言われていたことが結果として今の性格に影響を与えている。

外で思いっきり遊ぶことよりも神殿のような静かなところで本を読むのを好んでいた。
神殿はソレイユの多い町にあることもあり利用されることも少なく、物静かなエルフ（元冒険者）が管理している。
本を読みにくるルーチェに対して最初は無関心だったが、熱心な姿と1度読んだ本を全く読まないという様子を見て興味を惹かれた。
1度読んだらほとんどの知識を覚えてしまうのだと言ったときは多少なりと驚きはしたものの、だったら知識を身に着けるべきだと、魔物の事について書かれた本を貸すようになった。（セージ技能の取得）
そんなエルフに懐いたルーチェは神殿の仕事を手伝うようになった。
先生と呼び慕いついて回っている頃、町に蛮族が襲ってきた。
珍しい事ではないが、その日はたまたま町の傍の森で借りた薬草図鑑の本を読んでいた。
騒がしい様子に気が付いたときには魔物がルーチェのいる森にたくさんおりしばらく息をひそめて隠れていたが、恐怖からか物音を隠し切れずに見つかってしまう。
町に戻ろうと必死に走ったが途中で囲まれてしまい、もうだめだと思ったときに先生が助けに来てくれた。
背にルーチェを庇いながら戦う先生を見守る事しかできず、結果として魔物は倒すことが出来たが先生は深く傷を負ってしまい、右目の視力を失った。
その事が酷くショックで自分のせいだと責める日々だったが、数日後に神殿に復帰をした先生は気を病むルーチェに、
「守りたいのなら知識を身につけなさい。自分にできることは何かよく考えなさい。大人とは子を守るために居るもの。今のあなたが将来誰かを守れるような人になったなら私は今こうして身を挺して守ったことを誇らしく思うよ。」
とそう告げて、珍しく柔和な笑みを浮かべてルーチェの頭を撫でた。

それ以来神殿以外にも町の中で過ごす様々な人を見ながら自分に何ができるのかを考えた。
両親の狩りにもついていくようになった。
魔物の知識を伝える事で狩りの手伝いをしていく中で母親が父親に声をかけることで父親の動きがよくなっている事に気が付いた。
母親に聞けば、そうゆうスキルなのだと教えてもらい、強く心を惹かれた。
自分もやりたいと意思表示をしたルーチェに両親は嬉しそうに色々な事を教えてくれた。（ウォーリーダー取得）
自分の声で周囲を助ける為に、引っ込み思案な性格を変えていこうと、町の人との関りを増やしていけるように挨拶をする、両親のお使いを増やすなどの努力をし始めた。
最初は挨拶しても返ってこないこともあり少し落ち込みもしたが、いつか挨拶を返してもらえるようになる！と前向きに考えるようになって、段々と明るくはきはきとした話し方をするようになってきた。
そんな様子を町の人たちも少しずつ受け入れるようになって、信じれば伝わるんだと嬉しくなった。

先生は、以前より明るくなったルーチェを見て、守る術の一つとして魔法の本をプレゼントしてくれた。（コンジャラー取得）
扱えるようになるまではと使わなくなった昔の武器を貸してくれ、特訓が始まった。
魔術を扱う才にはあまり恵まれなかったが、諦めずに毎日、何度も練習してようやく形にした。
魔術をきちんと扱えるようになったからと、発動体をつけるための武器を売っている店へと連れて行ってくれ、その際スピアを購入した。

そんな日常を過ごしていたある日、同世代の子ども同士で狩りに行くようにと言われて、チームを組んだ。
大人との約束は2つ。
・森の奥へは進まない事
・みんなで協力して狩りを行う事
組んだメンバーは前衛2人と後衛1人とルーチェを含んで4人だった。
大人より子どもの方が素直で分かりやすく、前衛二人はルーチェの事をよく思っていないようだった。
後衛の子は大人しめで分け隔てなく接してくれる子で自然とその子と話をするようになった。
狩りを問題なく終えた後、もう少し先に進もうと言い始めた前衛の2人にやめた方がいいと2人で説得したものの、止めることが出来ずに後を追いかける形で森の奥へと進んだ。
森の中に進めば遺跡のような所にたどり着いた。
後には引けなくなった2人は遺跡の中へと入っていってしまい、見失うわけにもいかず、とっさにもう1人の子に大人がきっと探しに来てると思うから伝えて！と言って遺跡の中へと後を追いかけて入った。
僅かな明かりと音を頼りに歩みを進めていけば、戦闘音が聞こえ慌てて進めば、見たことない魔動機と戦う2人の姿。
その姿は傷だらけで、何とかしなくてはと戦いに加わった。
練習をほとんどしたこともないランスを構えて大丈夫！？と声をかけた時に見た二人の表情を明確に覚えている。
身代わりが来た、と言わんばかりの表情をするその二人は魔動機の前にルーチェを残して、その場から逃げ出した。
勝てないことは分かっている。取れる選択肢は逃げる事だった。
入口とは逆の方、遺跡の奥へと逃げることで無事に2人が逃げられたらいいと思った。
誰かを守りたい、それが自分を好きじゃない人でも、一緒にチームを組んだ仲間だから。
両親や先生には怒られちゃうかな？と思いながら、逃げる。
逃げた先は袋小路。敵うはずもなく着実に傷が増えて、それでも何かないかと思って視線を彷徨わせた先に色の違う壁を見つけ、とっさにそこに触れた。
その手はすり抜け壁に吸い込まれるように身体も壁の中へと入っていった。
壁の先は暗く、何気なく足を一歩踏み出した瞬間に何かスイッチのようなものを踏んだ感覚がして、その瞬間視界は真っ白になった。

次に目覚めた時は見知らぬ森の中だった。
自分たちの生活する森とは違う雰囲気の森で戸惑う中、大きな生き物の気配を感じて咄嗟に身を隠す。
しかし、ボロボロの身体から流れる血の臭いを嗅ぎつけてやってきたその動物は、容赦なくルーチェをエサと捉えたようだった。
もうだめだと目をつむったとき、次に聞こえてきたのは獣の咆哮だった。
目を開ければ2人組の男女が獣を簡単に倒す所だった。
助かったことに安堵してそのまま意識を手放した。

次に目を覚ましたのはテントの中で、目覚めたことに気が付いたその2人は手当てをして食事を与えてくれた。
どうしてここにいるのか尋ねられ、経緯を説明すれば、ここがどこであるかを教えてくれた。
ドーデン地方にある森の中で冒険者が依頼で訪れるような場所で子どもが1人で居るような所ではないという事。
自分自身がどこの地方の町に住んでいたのかが分からないと伝えれば、怪我が治るまで面倒を見てくれるとそう言ってくれた。
しばらくはテントの中や傍で森の中で動く2人の姿を観察する日々だった。
怪我が落ち着き、森から出てとりあえず大きな町へと連れて行ってくれるという事で森を進み始めた。
森を抜けた先に見えてきた大きな町がキングスレイ鉄鋼共和国だと教えてくれたその人たちは
「道案内はここまでだ。この先は安全に進めるはずだからまっすぐに進んでいくといい。」
「私たちは今はあの国に戻ることは出来ないけれど、きっとあなたを受け入れてくれる。」
そう言って森の中へと再び姿を消していった。

言われた通りに進めば何事もなく無事に辿り着いた。
何も知らない街を一人で歩くのは、ドキドキわくわくだったが、ナイトメアという事であまりいい顔をされないところもあった。気にせず色々とみている内に街で迷子になった。
そんな中雨が降ってきて、雨が降る中誰かに道を聞こうと歩いていると、北東トライネヤ駅区で雨具屋を営んでいるバーモット・イラド(KFp31)に呼び止められる。
この街に来たばかりで、住むところもお金もない。と伝えると少し困った顔をした後に「うちの商品をきちんと稼いで購入してくれることが条件ですよ。」と冗談めかして言いながらお古の雨具を譲ってくれ、近くでちょっとした宿を経営する知人を紹介してくれた。
事情をきいたその人は、宿の手伝いをしてくれるなら…と一部屋貸してくれることになった。
それからは宿の手伝いだけでなく街で困っている人を助けられるようにとあっちこっち日々出歩く日々だった。
最初はナイトメアという事もあり、いい顔をしない人も多かったが、ルーチェの明るくて人懐こい性格に段々と世話をしてくれる人も増えていった。
その中で自分にできることをしようと、始めたのが狩人としての仕事だった。
日によって獲物はまちまちだったが、それで稼いだお金で家賃等の生活費を賄っている。

手伝いの中でも雨具屋にはよく立ち寄り、その中で常連客であるエイミーと知り合った。
お店がたまたまいつもの時間に空いていない時に困ったようにうろうろしていた彼女に声をかけたのがきっかけ。
何度も顔を合わせるうちに友達になった。
また、街をふらついているときに具合が悪そうな女性を助けたことがある。
その時はお互い名乗らずに別れたが、その後ご飯屋さんで再会することになる。
ハナと名乗った女性とは話してみればとても気が合い、すぐに打ち解けてよく話すようになった。
《グリフォン・ネスト》には1か月程前にエイミーに誘われて所属することになった。
ついて行ってみればハナもいるし、世間って狭い！嬉しい！の気持ちで説明も聞かずにいいよ～！と二つ返事でなった。