容姿・経歴・その他メモ

【フルネーム】
カラチ・ベスティモン

【蛮族経歴表】
Ａ－２－３　殺戮に飽きた
Ｃ－６－１　親に殺されかけた
Ａ－１－５　第一の剣の神の声が聞こえた

【設定】
　かつては敬虔なダルクレム信徒であり、戦士の種族として己を鍛えていたダークトロール。
　しかし、「実戦に勝る修練はない」を信条とする一族の中、妖魔などの下級種族からオーガやケンタウロス、同族とすら戦い続ける殺戮の日々の中、ある日ふと虚しさを覚える。そして思った。ただ戦い、殺す以外に、鍛え上げた身体の使い道があるのではないかと。
　部族においてアデプトの位階にあった両親にそれを告げたところ、惰弱な発言として切り捨てられ、さらに食って掛かかれば殺されかかった。いや、恐らく殺意自体はなかった。「これで死んでも死ななくてもどっちでも構わない」くらいのつもりで放たれた攻撃を受け、ギリギリのところで死ななかった。ただそれだけのことだろう。
　その際、生死の境で夢を見た。夢の中で出会った見知らぬエルフ（その時までエルフをはっきり見たことはなかったため、なぜエルフだったかはわからない）は言った。「迷っているなら、とりあえず旅に出よう！」と。カラチはそれに頷き、目覚め、部族より飛び出した。旅の先、何があるかはわからない。迷いの答えを探し、ただ旅へ。
　人族でも、バルバロスでも、それ以外でも。旅で出会う者たちがヒントをくれるさと、耳に残るエルフの声を頼りに。

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