容姿・経歴・その他メモ

蒼鷲騎士団第二連隊連隊長補佐の騎士。
高い指揮能力と冷静な状況判断能力を買われて連隊長補佐という連隊でのNo2の地位を獲得する。
温和な人柄とは裏腹に戦闘になると自慢の肉体と名刀で力任せに敵を滅多切りにすることが多い。
騎士団内では彼の支持者も多く存在し、レティシア＝ロレンスの存在がなければ彼が連隊長に相応しいと考えるものが多い。


表面上はレティシアとも良好な関係を築けているものの、彼の心中は常に彼女に対する嫉妬心や副官という自信の立ち位置に対する不満が渦巻いている。
自分のほうが能力も実戦経験も上なのに生まれの差という一点だけで連隊長になれない現状は彼の心をゆっくりと、しかし確実に蝕んでいった。
そんな時、ガン＝ギマリの一件で廃村に設置された魔香草栽培所の事後調査をしていた彼のもとにとあるボロを着たタビットが現れた。
タビットは言った。

「あんた、俺と同じ卑屈者の匂いがするねぇ。
邪魔な奴がいるんだろう？俺たちにも邪魔な奴がいるんだ。
どうだい？卑屈者同士、協力し合わないかい？
安心しなよ、損はさせないさぁ。」

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