ドモヴォーイ
- 知能
- 人間並み
- 知覚
- 五感(暗視)
- 反応
- 友好的
- 言語
- 交易共通語、妖精語
- 生息地
- 人里、遺跡、地下迷宮
- 知名度/弱点値
- 13/19
- 弱点
- 水・氷属性ダメージ+3点
- 先制値
- 17
- 移動速度
- 15/ー
- 生命抵抗力
- 14 (21)
- 精神抵抗力
- 14 (21)
攻撃方法(部位) | 命中力 | 打撃点 | 回避力 | 防護点 | HP | MP |
---|---|---|---|---|---|---|
拳 | 14 (21) | 2d+14 | 13 (20) | 14 | 92 | 82 |
特殊能力
○古代種/属性:土&炎/魔力14(21)
○☑魔法適正
戦闘特技《ターゲッティング》《魔法収束》《魔法制御》《鷹の目》《魔法拡大すべて》を習得しています。
▶専用魔法【アッシュバーン】
専用魔法妖精【アッシュバーン】を習得しています。
https://yutorize.2-d.jp/ytsheet/sw2.5/?id=boUCxe
○家屋の守護者
この能力は「家屋」に住み着いたドモヴォーイのみが持ちます。外から移動してきたり、召喚されたりしたものは、この能力を持ちません。
「家屋」に住み着いたドモヴォーイは、そこを守護しています。ここで言う「家屋」の範囲はGMが定めますが、集合住宅の全体を想定する広い範囲が該当します。地下迷宮であるならば、明日に構造が変わる部分がない限り、迷宮すべてが該当します。
ドモヴォーイは、この「家屋」の範囲内のすべてを五感で把握しています。また、範囲内であるならば、キャラクターに直接的被害を与えない限り、自在に備え付きの設備や調度品を操ることが可能です。扉が勝手に開く(閉まる)、燭台にいきなり火が灯る、いつの間にかテーブルに謎かけのメッセージが刻まれているなど、およそあらゆる奇妙な小事件を引き起こすことが可能です。また、自身の声のみをいずこからともなく聞かせることができます。
また、「家屋」の範囲内では、次の「▶調度品投射」の能力を使用できます。
▶調度品投射/さまざま/回避力/消滅
「○家屋の守護者」の能力が発揮される条件、場所でなければなりません。逆に、「○家屋の守護者」の能力が及ぶ範囲内であるなら、ドモヴォーイ自身がどこにいても、この能力の対象を選ぶことができます。
調度品を1つ、対象1体に投げつけ、物理ダメージを与えます。壁や床と一体になっているものは投げつけられませんが、金具で固定されている程度であるならば、固定は勝手に外れ、投げることが可能です。調度品から対象へは、射線が通っていなければならず、調度品によって、それが届く距離と、命中力、命中時の物理ダメージが異なります。
「▶調度品投射」による調度品ごとの距離とダメージ
大きさ:射程・命中力・ダメージ
大きな箪笥程度:5m・11(18)・2d+16
1m四方程度の家具:1(10m)・12(19)・2d+12
30cm立方程度の小物:2(20m)・13(20)・2d+8
○家屋放棄
この効果は「○家屋の守護者」の能力が発揮される条件、場所でのみ発生する可能性があります。
「○家屋の守護者」であるドモヴォーイは、そこに住む住人もまた守護し、自身の保護の対象とみなしているケースが多くあります。こうしたときに、その住人がすべてその場から永久的にいなくなったり(死亡ももちろん含みます)、住人がドモヴォーイに対する裏切りを行ったりしたとき、ドモヴォーイは、悲しみや怒りに囚われ、自らが守護する「家屋」に火災を起こし、これを葬ることがあります。
火災を起こしたときに、内部に生物がいるならば、ドモヴォーイは「○家屋の守護者」の能力をフル活用し、誘導して外に出そうとします。それに従っている限りは、被害を受けることはなく、安全に脱出できますが、この誘導を無視した場合、火に巻かれ、10秒(1ラウンド)ごとに、2d点の炎属性の魔法ダメージを受けなければなりません。
解説
ドモヴォーイは穏やかなの妖精で、長い灰色の顎鬚を始め、濃い体毛に覆われた老人の姿をしています。
姿を見せぬよう、暖炉の中や地下室に潜み、家屋とその住民を秘かに守護しています。
守るべき住人を失ったり、住人から裏切りを受けた場合、火災を起こすと言われています。しかし、必ず起こるとは限らず、起こるかどうかは、個々のドモヴォーイの性格や感情に強く左右されます。その意味で、長く住んだ住人が消えたときや、裏切りを受けたときに発生する確率が高いと言えるでしょう。
まれに守るべき住人を失い、廃屋に寂しく一人佇むドモヴォーイが見つかることがあります。そうした場合、火のついた薪や松明で、新たな家屋と住人の元へと案内してやれば、深い感謝を得られると伝えられています。