容姿・経歴・その他メモ

【経歴表】忘れられない恐怖。大切な約束。高位の魔法をかけられたことがある。
【理由表】探している人がいる。
【誕生日】9月8日
【年齢】13歳
【身長】142cm
【好きなもの】動物、かわいい小物、天体観測

【概要】

神殿に所属する近衛騎士の少女。僅か10歳という若さで騎士として洗礼を受けた経歴の持ち主で、剣の祝福を一身に受けた超人。そのため周囲からも神童として、輝かしい将来を期待されていたが、とある事件を経てから刃物の類にトラウマを抱えており、触れると手足が強ばり、動悸や視野狭窄に陥っている。
新胤流の免許皆伝に至っており、免許の皆伝を許された当時は魔剣の領域に踏み入った抜刀術の使い手でもあったが、現在は刃物に対するトラウマによって剣士としての才覚を閉ざしてしまっている。現在は三次元機動を用いた撹乱訳と、捨て身での切り込みでパーティーに貢献している。

【人物】

他者の幸福を何よりの幸福とし、人々の為にその祈りを捧ぐ年若く献身的な乙女。その心は未だに幼い純真さを残し、他者に寄り添えるだけの優しさを確かに備えている。
性格は穏やかかつ至って真面目。加えて幼いながらも信心深く、人々の正義と善性を信奉し、その罪を免罪する聖職者らしい一面も存在する。一方で本人は殺人者としての自認を崩さず、自身を｢不幸と悲嘆を生むしか能のない存在」として唯一憎悪して止まない。
捨取選択を迫られる場面でも、自身に対する悪感情と、誰にも傷ついて欲しくないという思いが起因して、決断力に欠ける場面が散見される。しかし有事の際や、他者の人命が関わる事態では一転して、自己を犠牲にする事で捨取選択の釣り合いをとり、事態の早期解決を図る。日常生活においてはやや天然気味な所が多く、幼少期に必要な教養を与えられなかった事も起因して、ある種の世間知らずに分類される。そのため本人は落ち着いた振る舞いを心掛けているつもりだが、言葉足らずであったり、気遣いが行き過ぎて空回ってしまうことも多々ある。
また恋愛といった色恋沙汰には疎く、物事に対して懐疑的なため、神殿が喧伝する愛といったものには不信を持つ。けれど彼女自身、無償の愛を宿し、その情熱へ全てを焚べてしまえる人間。フィオナ曰く、控えめなようで頑固で、冷静に見えて感情の起伏が激しい激情家。

【容姿】

桜色がかった白銀の髪と、紫色の疲れ目が特徴的な容姿年齢13才の美少女。その顔立ちは人形より作り物地味ており、非現実感を感じさせるその儚げな容貌から、知る者なら一目で人でないと判断ができる。
ナイトメアとしては、その例に漏れず色白ではあるが、一見ナイトメアとしての特色である角と痣は見受けられない。その代わりに母のヴァルキリーとしての素質を引いていたためか、背中とくるぶしには羽型の薄い痣が刻まれている。
フィオナ曰く細い体に反して、全身がぷにぷにしていて抱き心地が良く、抱き枕にとても適しているらしい。

【人物関係】

【フィオナ・フォン＝アリーヤ】
表面上は極めて情緒的で、ある種の子供っぽさを見せるフィオナと、そのお目付け役を努めるエルといった関係。けれどその実態は、感情表現が苦手なエルに代わって、ファオナがコミュニケーションを図るためのものでもあり、エルも内心では感謝を感じている。
フィオナが抱える孤独感や寂しさに対しては、エル自身も幼少期の経験から理解があるため、不器用ながら寄り添う姿勢を見せる。けれど最終的に｢自らに関わると人を不幸にする｣という考えから、今までの対人関係と同様かそれ以上に境界を設けている。
フィオナからの告白を受けてからは、気がつけばフィオナの事を考えてしまっている状態で、何かと手につかない様子。フィオナに対しては色々と思うことがあるらしいが、かわいいとは思っている。
【ソフィーリア・クラウゼル】
エルに斥候や冒険者としての基礎を教えた人物。まだ幼いエルにとって、ソフィーは人生経験が豊富な大人として映っている。そのためソフィーのミミに対する距離感の近さを、ブルライト地方ではそういうものとして受け入れている節がある。
【ミミ・ライノ・エクレステル】
エルにとってはあらゆる面で理想的な人物であり、憧れのお姉ちゃんという位置づけの人物。そのためミミからは何かと影響を受ける事が多く、エルが料理を始めたのも、ミミの手料理に感動し、フィオナにも美味しいものを食べて欲しいという思いから。

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