"鋼鉄恐竜"ベスティエ(ドゥームレックス)
- 知能
- 命令を聞く
- 知覚
- 機械
- 反応
- 命令による
- 言語
- ―
- 生息地
- 遺跡
- 知名度/弱点値
- 14/17
- 弱点
- 雷属性ダメージ+3
- 先制値
- 15
- 移動速度
- 30(二足)/―
- 生命抵抗力
- 12 (19)
- 精神抵抗力
- 12 (19)
攻撃方法(部位) | 命中力 | 打撃点 | 回避力 | 防護点 | HP | MP |
---|---|---|---|---|---|---|
牙(頭部) | 10 (17) | 2d+13 | 11 (18) | 8 | 70 | ― |
爪(胴体) | 11 (18) | 2d+10 | 7 (14) | 9 | 80 | ― |
左肩(機銃) | 12 (19) | 2d+5 | 10 (17) | 4 | 60 | ― |
右肩(発射筒) | 10 (17) | 2d+9 | 10 (17) | 4 | 60 | ― |
- 部位数
- 4(頭部/胴体/機銃/発射筒)
- コア部位
- 頭部
特殊能力
●全身
[常]機械の身体
刃の付いた武器によるクリティカルを受けず、「毒」「病気」「精神効果」によるあらゆるダメージ・効果を受けない。
[常]属性防御膜
「炎」「水・氷」「風」「土」「雷」のいずれかの属性のダメージを受けると、直後に、自動的に自らを対象にその属性に対する防御膜を張る。防御膜が張られた状態では、対応する属性によるダメージや効果をいっさい受けない。
2つまで防御膜を保持できるが、それ以上の数の防御膜が展開されたら、古いものから順にそれまでの防御膜の効果は失われる。
●頭部
[主]火炎放射/生命抵抗力判定12(19)/半減
「射程:術者」「半径:10m/20体」に強力な火炎放射で焼き払う。
対象に「2d+16」点の炎属性魔法ダメージを与える。この能力は1度の戦闘に3回までしか使用できない。
[常]熱を帯びる
「[主]火炎放射」を使用した後、頭部の牙が鉄をも溶かす高熱状態に変化する。
3ラウンドの間、牙による攻撃でダメージ計算を行うとき、それを炎属性とした上で対象の防護点を半分(小数点切り上げ)として計算する。
この効果は「水・氷」属性のダメージを受けた時、そのダメージを「4点」軽減するが同時に効果が消滅する。
●胴体
[常]痛恨撃
打撃点決定の出目が10以上だった場合、打撃点をさらに「+6」点する。
[常]棒立ち
「部位:胴体」のHPが「0」以下となった時、「部位:頭部」「部位:左肩」「部位:右肩」はその回避力判定に「-2」のペナルティ修正を受け、更に移動力が「3」となる。
●左肩
[常]機銃
「射程:20m」「装填数:6発」の〈ガン〉として攻撃する。
[主]リロード
機銃を6発分装填する。
●右肩
[主]光条/精神抵抗力判定10(17)/半減
「射程:20m」「形状:貫通」として対象に「2d+9」点の純エネルギー属性の魔法ダメージを与える。
この能力は連続した手番に使用できない。
戦利品
- 自動
- 鋼鉄恐竜の牙(2400G/黒白S)
- 2~6
- 魔動部品(300G/黒白A)
- 7~12
- 希少な魔動部品(900G/黒白A)
- 13~
- 未知の魔動部品(2400G/黒白S)
解説
魔動機文明時代に造られた大型戦闘用魔動機ドゥームを高速移動戦闘用魔動機として改造されたもの。
生物構造を解析し移動に最適化されたこのモデルは、一度走れば二足歩行で何処までも駆けていく"鋼鉄恐竜"である。
従来のドゥームの要素を持ち合わせながら、火炎放射、レーザー光線、牙による物理攻撃と多種多様な攻撃方法を持ち、一部のドゥームに備えられる"属性防御膜"も併せ持つ。
一見弱点が無い様に見えるこのモデルだが、重厚な武装を支える胴体が機能不全に陥ると殆どの移動が行えなくなる点と、複雑な管制システムを操る搭乗者を要するという点だ。
搭乗者は頭部にあるコクピットに搭乗するが、当然ながらコクピットを破壊されたり搭乗者が操作不能となれば"鋼鉄恐竜"も沈黙せざるを得ないだろう。
自動操縦が主流の魔動機文明時代において、搭乗者を要するこのモデルは時代錯誤も良い所で、戦力について十分に保障されていたものの満足に生産もされなかった。
今も何処かの遺跡で使われなかった個体が眠り続けている。
――そして、悪意ある魔神に発見されてしまった瞬間、物語が始まる。