“夢幻の魔剣” レム・リリスの欠片
基本取引価格:-
- 知名度
- 17
- 形状
- 幾何学的な螺旋状の紋様を刻む剣の柄
- カテゴリ
- 〈ソード〉B
冒険道具類
- 製作時期
- 不明
- 概要
- 半径100m以内の生物を眠らせ、透明状態にする
- 効果
-
この“魔剣の欠片”は、使用者が特定の呪文を唱えることで効果を発揮します。呪文を唱えるには「所要時間:一瞬」が必要です。
この“魔剣の欠片”の使用を宣言した場合、自身を中点として「対象:半径100m/すべて」の生物を、1時間の間眠りに落とします。
“魔剣の欠片”が所有者として認めたキャラクターはこの効果から除外されます。その他のキャラクターは、目標値9の精神抵抗判定に成功した場合、この効果を受けません。(データを特に持たないNPCは判定に自動失敗します)
この効果は「精神効果属性(弱)」として扱います。
また、この効果で眠っている間、対象は透明(『Ⅱ』p78)になっているものとして扱います。
上記の効果処理後、この“魔剣の欠片”は消失します。
この“魔剣の欠片”は、柄の先に数cmほどの欠けた刃を持っています。
この欠けた小さな刃は、〈ナイフ〉として扱うことが可能です。
由来・逸話
“夢幻の迷宮”にて冒険者たちが発見した、“夢幻の魔剣”レム・リリスのかけら。
生物の無意識下、眠りの領域にわずかに干渉し、その者の精神を“夢”の領域内に一時的に封じ込めることができます。
しかし、“魔剣”の一部しか存在しないため効果は弱く、効果発現後に“魔剣”は“夢”の領域の中に還ってしまいます。
存在は伝説のものとして語り継がれており、多くの者が御伽噺の中だけのものだと思っています。
事実、この“魔剣”に認められた冒険者でなければ、その存在を認知できません。
夢の中にしか存在しないはずの“夢幻の魔剣”を認識可能なのは、持ち主を除いて、「夢魔」として知られる一部の蛮族や、魔神たちだけだと言われています。
(効果発現時のみ、紫色の光を発するため、上記の人物以外も認識することができます)