容姿・経歴・その他メモ

2d6+6
魔晶石　1点27個

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導入２：復讐

君を新米の冒険者だ。ヴァイスシティの出身者かどうかは自由に決めても構わない。
ある日君は冒険者ギルドの依頼掲示板に興味深い依頼が張り出されているのを見つける。
死体収集家ベニアス＝ディケットの抹殺だ。

ベニアスは200人以上を殺害しその死体を切断して一部を持ち帰った罪によって未だ逃走中にもかかわらずいくつかの国から死刑宣告を受けている殺人鬼である。
どうやら冒険者ギルドはその居所をつかんだらしい。
報酬は20,000ガメル、金額からして熟練の冒険者向けの依頼だろうが受注条件には何も書かれていない。
おそらく何組かの熟練冒険者たちに断られたのだろう。その理由はベニアスが潜伏していると思われる場所にあるヴァイスシティ。悪名高き悪徳の都だ。かの街では奈落から現れる魔神との戦いが今なお続いており、市街地を囲む城壁の外に移してられた廃墟の如き旧市街には満足が跋扈していると言われている。

間違いなくアルフレイム大陸においても最も危険な場所の1つだ。
どう考えても通常の依頼をこなしていけば自分の稼ぎを得られる立場である熟練の冒険者たちが好き好んで行くような場所ではない。
冒険者ギルドとしては依頼の受注条件を緩和せざるをえなかったんだろう。それが君には幸いした。なんとしてもこの依頼だけは他人に任せるわけにはいかない。
ベニアスは、あの殺人鬼は君の愛する家族を殺しその頭部を持ち去った憎むべき相手だ。

冒険者ギルドの受付嬢はヴァイスシティがいかに危険な場所があるかを説明して、君に依頼を受けることをあきらめさせようとしたが無駄な努力だった。最後には受付嬢の方が折れて、君に竜牙の割り札をくれる。
ドラゴンの牙で作られた円形の風を半分に割ったものだが片割れは協力者が持っている。協力者はトリシアと言う女性だ。受付嬢はヴァイスシティに到着したらトリシアを訪ねて協力を得るよう君にアドバイスする。
こうして君は復讐を果たすべくヴァイスシティへとやってきたのである

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