特殊能力

●全身

　〇完全浮遊＝15m
　　・概要
　　　　何らかの力の作用によって常に一定以上の高度を保ち、地上に降りる事は無い。
　　　　マナや力学に依らぬ不思議なる浮遊、幻獣のゆえである。
　　・効果
　　　　このキャラクターに対して「射程：接触」の効果を使用する時、そのキャラクターは
　　　「15」m以上の通常移動を行ったものとする。また、その効果の達成値は「-2」とする。
　　　　またそのキャラクターが「15」ｍ以上の通常移動が行えない場合、このキャラクターを
　　　「射程：接触」の効果の対象とする事は出来ない。

　〇完全姿勢制御

●頭部

　△・▶▶ハイパーピンガー／行使14(21)／生命抵抗（効果参照）
　　・概要
　　　　指向性の強い高周波音波を放射し、その反射で周囲の状態を確認する。
　　　　彼にとっては単なる生理現象だが、時に周囲への破壊をもたらす。
　　・効果「射程／形状：20m／貫通」で以下の効果を与える
　　　　！）抵抗に関係ない効果
　　　　　・「6」点の確定ダメージを与える
　　　　　・自身は10秒間、対象を射程や遮蔽を無視して「射程：接触」以外の効果の対象にできる
　　　　　　この効果は対象が何らかの方法で移動すると消失する
　　　　！）抵抗すると消失する効果
　　　　　・対象は10秒間「耳が聞こえない」状態となる
　　　　　・「耳が聞こえない」状態のキャラクターが抵抗に失敗すると即座に転倒し、10秒間起き上がる事ができない
　　　　この効果は10秒間に1回だけ使用できる。
　
　▶指向性の咆哮／行使17(24)／生命抵抗（半減）
　　・概要
　　　　威嚇と不快に対する反応として、大きく吠える。
　　　　レーザー上に絞った音波の目標点では分子が激しく振動し、金属が溶解するほどの発熱をもたらす。
　　・効果
　　　「射程／形状：20m／射撃」で「対象：半径3m(3体）に2d+30点の物理ダメージを与える。
　　　　この効果の与えるダメージは対象の防護点を半分として計算する。
　　　　この効果への抵抗に失敗したキャラクターに「延焼状態（ページ下参照）」を付与する。

　▶拡散性の咆哮／行使22(29)／生命抵抗（半減）
　　・概要
　　　　威嚇と不快に対する反応として、大きく吠える。
　　　　放射状の音波はごく至近にしか効果がないが、至近距離では驚異的な破壊力を発揮する。
　　・効果
　　　「射程／至近」で「対象：全て」に2d+30点の物理ダメージを与える。
　　　　この効果の与えるダメージは対象の防護点を半分として計算する。
　　　　この効果でダメージを受けた対象は装備している防具一つが「損壊状態（ページ下参照）」となる。
　　　　この効果への抵抗に失敗したキャラクターは10秒間「耳が聞こえない」「目が見えない」状態となる。
　　　　
　

●胴体

　〇巨体
　　・概要
　　　　巨大な質量をもつ。格闘戦において大きなアドバンテージとなる。
　　・効果
　　　　自身を対象とした近接攻撃はクリティカルや「▽痛恨撃」などの必要出目が＋1される（例：威力表のC値＋1）
　💭真っ向勝負
　　・概要
　　・効果
　　　　一体を対象とする。10秒間、自身が対象に近接攻撃を行う時「ダメージ＋8／命中＋4」の効果を得る。
　　　　リスクとして自身は「回避-6」を得る。

　〇攻撃障害＝＋4・なし／「巨大さ」により頭部を保護

●幻郷の泡

　〇攻撃障害＝不可・不可／頭部、胴体を保護している

　〇HP回復＝50点

　〇再構築=10点
　　・効果
　　　　この部位はHPが0以下になった場合、ラウンド終了時に「HP＝10」で復活する。

　〇幻郷の飛沫
　　・概要
　　　　幻郷より新たな虚物が生まれ出でる。
　　　　泡の中は極小規模の虚数世界ゆえ、その理を理解する事は難しい。
　　・効果
　　　　ラウンド終了時、自身と同じ座標に「マッコウゴリラ」が1体出現する。

　〇魔法ダメージ軽減＝7点

●延焼状態

　・概要
　　　発熱に伴う崩壊状態。
　・効果
　　　この状態は累積する。
　　　この状態のキャラクターは手番開始時、一重ごとに「5」点の炎属性魔法ダメージを受ける。
　　　この状態の構造物はラウンド終了時、一重ごとに「15」点の炎属性魔法ダメージを受ける。
　・解除
　　　この状態は20秒経過する毎に一重ずつ解除される。

●損壊状態

　・概要
　　　装備品が破損して、機能が低下している状態
　・効果
　　　この状態は累積する。
　　　「種別：武器」はこの効果が一重ごとに「威力-5」する。
　　　「種別：防具」はこの効果が一重ごとに「防護点-1」する。
　　　この効果によって威力または防護点が「0」になった場合、その装備品は完全に破損して失われる。
　・解除方法
　　　この状態は「ブラックスミス」など装備品に関する一般技能を習得した職人が「7-技能レベル（最低1)」時間を
　　　かけるごとに一重ずつ解除できる。
　　　この時、「かかった時間×装備品の価格の10%」ガメルを消費する。