【トキタ毒素濃縮還元法】
- 入門条件
- 50名誉点、【アンチボディ】習得、エンハンサー5レベル以上
毒を持つ生物の中には自身で毒を生成せず、食物から取り込んで毒を濃縮する者が存在します。ならば人族の体でも同様のことができようと考え実践してしまったのが、トキタという拳法家です。トキタは練技のマスタリーで全身を意のままに操ることができました。そんな彼は冒険の中で出会ったセージから生物濃縮の話を聞き、フグにできるのだから俺にできないはずがないと考えて毒素濃縮還元法を編み出してしまいました。
トキタ毒素濃縮還元法は危険極まりない技術であり、入門者の80%は死亡しています。人族の体は毒素を長期間溜め込めるようにはできていないことを肝に銘じておきましょう。どうしても入門したいのであれば、練技を極めて身体構造を改造するしかありません。
流派装備
秘伝の効果を高めるための各種毒薬が用意されています。
秘伝
《生物濃縮》
- 必要名誉点
- 30
- タイプ
- 常時型
- 前提
- 【アンチボディ】
- 限定条件
- −
- 使用
- −
- 適用
- −
- リスク
- −
- 概要
- 毒を体内に溜め込む
- 効果
冒険者技能によらない毒属性の効果に対する抵抗力判定に達成値を4以上上回って成功する度に、「毒素」を1点獲得します。また、この時の効果の内容を記録しておきましょう。《練毒の極意》で必要になります。
「毒素」は12時間ごとに1点減少しますが、「毒素」の現在値が生命力ボーナス以下の場合は減少しません。
秘伝習得者が主動作で「毒素」を減少させることもできます。この方法では、生命力ボーナス未満に減少させる場合、1点につき生命力(ボーナスではない)と同じだけの毒属性の確定ダメージを受けます。
この秘伝自体には何のメリットもありませんが、「毒素」が他の秘伝の前提になります。
《毒手》
- 必要名誉点
- 30
- タイプ
- 常時型
- 前提
- 《生物濃縮》
- 限定条件
- 生得武器
- 使用
- −
- 適用
- −
- リスク
- −
- 概要
- 近接攻撃の命中時に毒属性のダメージを追加で与える
- 効果
〈パンチ〉〈キック〉〈尻尾〉〈牙〉などの生体武器によって近接攻撃を行う場合、秘伝習得者の「毒素」に応じて以下の効果を得ます。生体武器を強化する装備をしている場合は、この秘伝の効果を使用できません。
- 2点
- 近接攻撃を生得武器で行うとき、生得武器を毒属性の武器として扱います。また、生得武器による近接攻撃が命中した対象に毒属性の魔法ダメージを追加で1点与えます。
- 4点
- 近接攻撃を生得武器で行うとき、生得武器を毒属性の武器として扱います。また、生得武器による近接攻撃が命中した対象に毒属性の魔法ダメージを追加で2点与えます。
- 8点
- 近接攻撃を生得武器で行うとき、生得武器を毒属性の魔法の武器として扱います。また、生得武器による近接攻撃が命中した対象に毒属性の魔法ダメージを追加で4点与えます。
《毒の息吹》
- 必要名誉点
- 30
- タイプ
- 常時型
- 前提
- 《生物濃縮》
- 限定条件
- −
- 使用
- −
- 適用
- −
- リスク
- −
- 概要
- 【ファイアブレス】を毒属性にする
- 効果
秘伝習得者の「毒素」が4点以上であるとき、【ファイアブレス】の属性を毒属性に変更することができます。毒属性に変更した場合、行使判定は「2d+エンハンサー技能+毒素」、ダメージは「威力10+エンハンサー技能+毒素」に変更されます。
《練毒の極意》
- 必要名誉点
- 100
- タイプ
- 常時型
- 前提
- 《生物濃縮》、《練体の極意》、エンハンサー9レベル以上
- 限定条件
- −
- 使用
- −
- 適用
- −
- リスク
- −
- 概要
- 毒属性の特殊能力を習得する
- 効果
秘伝習得者はエンハンサー技能のレベルが上がるごとに通常の練技の代わりに、達成値を4以上上回って抵抗に成功したことのある毒属性の特殊能力を練技として習得することができます。この効果によって習得した練技は以下のデータとなります。
- 名称
- 元になった能力の名称
- 時間
- 30秒(3ラウンド)
- 効果
- 「毒素」が4以上の時、元になった特殊能力を使用できます。行使判定の基準値は「エンハンサー技能+毒素-4」となります。また、ダメージを発生させる効果である場合、ダメージは「元になった能力のダメージ-元になった能力を所持していた魔物のレベル+毒素」点となります。