容姿・経歴・その他メモ

経歴1:のめり込む趣味がある
経歴2:目標としている人がいる
経歴3: 規律に厳しい環境で育った
冒険に出た理由:自由を求めて

マカジャハット王国近郊の町の出身。祖父はグランゼール王国で大臣をしており、叔父や親族も国政に関わる仕事に携わっている名家サルヴァトーレ家の生まれ。(母がラヴィ家に嫁いだため、現在は分家にあたる。)
しかしサルヴァトーレ家は祖父の功績により一代で築き上げた家のため、古くから国に遣える貴族たちは快く思っていない者もおり、そんな周囲の目を気にして祖父は息子、娘、そして孫の代にまで渡り、厳しすぎるほどの教育を受けさせてきた。
幼少期は父の仕事の都合で移り住んだレイクォーツ町で自然に囲まれながら自由気ままに暮らしていたサーシャだが、12歳を迎えると母同様、言われるままにマカジャハットに新設された騎士士官学校に入学することとなる。学問、武術、礼儀作法など、多岐にわたる厳しい教育を受け、このまま騎士や文官などの公務職を目指すものかと思われた。
しかし15歳のとき彼女に転機が訪れる。
母の持っていた書物から、大陸一の弓使いと称されながら吟遊詩人として各地を転々としている男性、OZ(オズ)の存在を知り憧れを抱く。またOZが自分と似たような境遇でありながらも自らの手で人生を切り開いていった姿勢に強い憧れを抱き、彼を心の師と崇めることとなる。そして士官学校を卒業した25の夜に家を抜け出し、愛馬ピレネーに乗りながらマカジャハット王国をも飛び出した。行き先も解らぬまま暗い夜の帳りの中へと。大陸全土を駆け巡る冒険者として生きる、彼女の戦いが幕を開けた。
なおその旅路は順風満帆とは言えないようで、ハーヴェス王国に入った際に迷子になり、宿に預けていたはずの愛馬・ピレネーともはぐれてしまう。現在ピレネーは騎獣ギルドに買われてしまったため買い戻すために貯金中。

ちなみに余談だが、彼女の母もOZに憧れていたが一歩踏み出せずにいたため、両親はサーシャの旅路を密かに応援してくれている。

なおラヴィ家があるレイクォーツ町ではタビット信仰が古くから盛んであり、人間の人口よりタビットの人口のほうが多いという大陸でも稀有な土地。サーシャも例にもれずタビット信仰者である。

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