一切後のことを考えず、渾身の掛け声とともに渾身の一刀を振りぬきます。
この秘伝は発声が可能な状態でなければ使用できません。
この秘伝による攻撃は一度の主動作で複数回攻撃を行う能力を持つ場合でも、1回の主動作での攻撃回数は1回に限定されます。
この秘伝による攻撃では威力表の結果を2倍にしたうえで、合算ダメージを算出します。
万が一この攻撃が命中したうえで、適用ダメージが1点未満だった場合、武器が破壊されます。

「大将首だ！！
大将首だろう！？
なあ 大将首だろうおまえ
首置いてけ！！　なあ！！！」

と唱えることで自身を鼓舞し、敵の大将格を威圧します。
戦闘中最もレベルの高い敵に対しての武器攻撃による達成値の比べ合い(武器の特殊能力によるものも含む)において、自身の達成値に+1、対象の達成値に-1。
自身への効果も対象への効果も双方共に精神効果属性(弱)です。
宣言に発声は必要ですが、相手がこちらの言語を理解していなくても効果があります。

この秘伝は、その戦闘中最もレベルの高い敵に対して攻撃できるときにしか宣言できず、宣言するとその敵を戦闘不能にするまで原則毎ラウンド宣言し続けなけらず、その敵に対して攻撃し続けなければなりません。

仮にこの秘伝を使用し続けなければならないラウンドに宣言を封じられた場合、秘伝の使用はできませんが、対象選択の強制力は持続します。
また、かばうなどで対象が変更となった場合、刃が鈍り、威力表の出目が-2されます。

戦闘で機先を制したとき、先触れとして渾身叫び声を張り上げて敵の注意を惹き付け、味方の戦意を高揚させます。
この秘伝の習得者は戦闘開始時、必ず一番初めに行動しなければなりません。
ウォーリーダー+敏捷度Bを使用した先制判定に4以上上回って成功したとき、
自身を含む味方全員の通常移動の移動力を+10と、武器攻撃によって与えるダメージを+2点します。
それと同時に、戦場の敵全ての回避力判定を-1し、秘伝使用者以外に対する能動判定の達成値を-1します。
また、秘伝使用者は全ての判定に-2のペナルティを受けます。

この効果は10秒(1ラウンド)間持続し、精神効果です。

死に瀕しているとき、生存を捨て最期の力を攻めに転じます。
この秘伝は習得者のHPが0以下で《不屈》によって行動可能なとき、効果を発揮します。
秘伝使用者の武器攻撃の命中判定の達成値に+1のボーナス修正を受け、与える追加ダメージを「+4」点します。
同時に生死判定に-4のペナルティを受けます。

この秘伝は習得者のHPが1以上になった瞬間に効果を失いますが、生死判定へのペナルティは次の自身の手番開始時まで持続します。