ジェノサイドクラブ
- 知能
- 動物並み
- 知覚
- 五感(暗視)
- 反応
- 腹具合による
- 言語
- なし
- 生息地
- 海岸、海洋
- 知名度/弱点値
- 18/25
- 弱点
- 物理ダメージ+2点
- 先制値
- 24
- 移動速度
- 30(多足)/30(水中)
- 生命抵抗力
- 24 (31)
- 精神抵抗力
- 23 (30)
攻撃方法(部位) | 命中力 | 打撃点 | 回避力 | 防護点 | HP | MP |
---|---|---|---|---|---|---|
なし(本体) | ― | ― | 23 (30) | 20 | 161 | 34 |
体当たり(甲羅) | 23 (30) | 2d+24 | 21 (28) | 28 | 177 | 29 |
ハサミ(右ハサミ) | 25 (32) | 2d+22 | 22 (29) | 22 | 109 | 22 |
ハサミ(左ハサミ) | 25 (32) | 2d+22 | 22 (29) | 22 | 109 | 22 |
- 部位数
- 4(本体/甲羅/右ハサミ/左ハサミ)
- コア部位
- 本体
特殊能力
●全身
[常]水中適性
[常]水・氷無効、[常]毒無効、[常]病気無効
[常]硬い殻
刃武器からクリティカルを受けません。
[常]狩の才能
戦闘時の行動判断においては「知能:人間並み」として扱います。
●本体
[主]ハイドロカノン/24(31)/生命抵抗力/半減
「射程/形状:2(50m)/貫通」で、対象に「2d+30」点の水・氷かつ風属性魔法ダメージを与えます。
[主]タイダルウェイブ/24(31)/精神抵抗力/半減
「射程:自身」「対象:全エリア(半径100m)/すべて」を津波で押し流します。対象に「2d+20」点の水・氷属性の魔法ダメージを与えた上で、一定方向に30mの距離まで押し流します。その方向はこの魔物が任意に決めることができますが、全てのキャラクターを同じ方向に押し流す必要があります。基本戦闘の場合には、自軍後方エリアに押し流されます。この能力は連続した手番には使用できません。
[主]捕食/5(12)/回避力/消滅
「射程:接触」で1体に「50」点の物理ダメージを与え、任意の部位1つを適用ダメージに応じて回復します。回復される部位のHPが0以下の場合(部位欠損している場合も含む)、その部位を再生させHPを適用ダメージと同じ値となるよう回復します。回復される部位のHPが1以上の場合、対象のHPとMPが適用ダメージの倍だけ回復します。この能力は既に死亡しているキャラクターに対しても使用することができ、捕食された死体は蘇生することができなくなります。この能力は「分類:魔動機」または「分類:魔法生物」であるキャラクターに対しては使用できません。
●甲羅
[常]攻撃障害=不可・不可
巨大な甲羅が攻撃を妨げます。
[部位:本体]は、近接攻撃・遠隔攻撃の対象になりません。
[部位:甲羅]のHPが0以下となった場合、この能力は失われます。
[主]甲羅火山/23(30)/生命抵抗力/半減
「射程:自身」で「対象:全エリア(半径30m)/すべて」を熱湯で押し流します。対象に「2d+20」点の炎かつ水・氷属性の魔法ダメージを与えた上で、この魔物から30mの距離まで押し流します。その方向はこの魔物から対象へ引いた半直線上です。同じ乱戦エリアにいる場合は無作為に決定されます。基本戦闘の場合には、自軍後方エリアに押し流されます。
●右ハサミ、左ハサミ
[主]3回攻撃
ハサミを素早く振り回し、1体の対象を3回攻撃します。
[主]ネックバスター/27(34)/回避力/消滅
獲物を確実に仕留めるための攻撃を放ちます。「2d+45」点の物理ダメージを与える近接攻撃を行います。この攻撃によってHPが0以下となったキャラクターは、その生死判定においてー10のペナルティ修正を受けます。
[常]捕捉
「[主]3回攻撃」での攻撃が2回以上命中した場合、または「[主]ネックバスター」が命中した場合、対象をハサミで挟み込み拘束します。対象は移動と近接攻撃・遠隔攻撃ができなくなり、回避力判定を要求された場合、自動的に失敗します。この効果を受けている場合、他の取り込みが発生する能力や魔法の効果を受けません。
対象が脱出を試みる際は、引き剥がし処理(⇒『Ⅲ』341頁、『ML』65頁)に従います。
この能力によって、対象を捕捉している間、その部位は他のキャラクターを攻撃できません。この魔物自身が、対象を解放したいときには、補助動作によって自動的に行うことが可能です。
解説
体長が30mを超える巨大なカニです。基本的に一箇所に止まることなく、周辺の生物を全て捕食しながら移動しています。この魔物が通ったところから生物の気配がなくなることから、ジェノサイドの名を冠しています。
数千人が住む大規模な港町がこの魔物一体により滅んだことがあり、この魔物の上陸が予見される場合街ごと放棄することが推奨されています。
この魔物を食した者は確認されていませんが、より小さいジェノサイドクラブ・ジュニアの味が美味しいことからこの魔物の身も美味しいだろうと予測されています。