容姿・経歴・その他メモ

経歴
○近くに芸術家が住んでいた

○師と呼べる人物がいた

○家族に魔法使いがいる

　リタ・テイラーの故郷は操霊術師の一族の集落です。一般に忌避される操霊術師で、かつ“穢れ”を持つアルヴであるため、彼女は辺境のとても閉鎖的な集落で幼少期を過ごしました。そういったことから、幼い彼女は娯楽に飢えていました。そんなある時、彼女の住む集落にとある操霊術師が移住してきます。リタの家の近くに居を構えたその術師は、操霊術師としてよりも芸術家としての才を持っていて、特に彼の作った人形は芸術品として高値で取引される程でした。そんな彼の芸術に興味をもったリタは、その術師の下に通いつめ、遂には芸術家としての彼に弟子入りしてしまいます。こうして彼女は、操霊術の修行を積みながらも、芸術の腕も磨くという日々を過ごしていきました。そんな日々から数年たったある日、リタは家出同然で集落を飛び出します。その理由は、彼女曰く「あまりに退屈だったから」。前々から彼女は「この集落を出ていきたい」という要望を家族に相談していましたが、当然家族は大反対。それにしびれを切らしたリタは集落を出て、ハーヴェスに繰り出していきました。
　こうしてハーヴェスに飛び出してきた彼女の前には、厳しい現実が立ち塞がりました。普通の人族とはかけ離れた容貌と操霊術師であることから、リタが夢見た“普通の生活”を送ることは困難だったのです。そして食い扶持を稼ぐため、彼女は冒険者となりました。

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