幼魔剣・エクステンド
- 知名度
- 21
- 形状
- 直前に捕食させた装備品と同じ
- カテゴリ
- 直前に捕食させた装備品と同じ
- 製作時期
- 不明
- 概要
- 物質の存在を喰らう魔剣。喰らった物質と同じ形状になる能力を有する。
- 効果
-
○武装捕食
装備品を1時間かけて捕食し、その姿に変化する。
この魔剣を装備品として使用する際は、捕食した装備品と同じ値を元々の値として適用する。また、この武器は魔法の武器として扱う。
ただし、その装備品が元々持っていた特殊な能力は失われる。○生きた魔剣
毎日70ガメル相当の物品を食べさせないと、元の形を維持できない。
○不定形の縛撃(ﾊﾞｸｹﾞｷ)
消費mp6(多部位であれば2つ目の部位毎に3消費)
エクステンドを操作し、相手を縛り上げる。
縛り上げられた相手は1ラウンドの間、身体を使うあらゆる判定に-3の修正を受ける。
この能力を使っている間、エクステンドは装備解除されている扱いになる。(能力終了時に再装備)○不定形の盾壁(ｼﾞｭﾝﾍｷ)
消費mp6 射程:接触以外の魔法・物理攻撃を受けた瞬間にこれを身体のどこかに装備していれば宣言可能。あらゆるダメージを6点軽減する。
これにより受けるダメージがゼロになった場合、その攻撃に付随する効果も受けない。○魔法捕食
これが魔法の発動体である時のみ発動可能。
魔法を3回放つ毎に、直前に放った魔法と同じ魔法を魔力3で放つ。対象は術者が任意に選択可能。○代償の魔剣
以下の能力調整を装備品を捕食する毎に行える。
能力調整はメリットとデメリットを両方選択する必要がある。
また、装備品を新しく捕食した時に能力調整は消滅する。 - 武器
・メリット
追加ダメ+2
命中+1
クリ値-1(クリ値は7以下にならない)
必要筋力-3
・デメリット
追加ダメ-2
命中-1
クリ値+1(クリ値は13以上にならない)
必要筋力+3- 防具
・メリット
回避力+2
防護点+2
必要筋力-3
・デメリット
回避力-2
防護点-2
必要筋力+3- 魔法の発動体
・メリット
魔法のダメージ・回復量+2
全ての行使判定+2
魔力+1
・デメリット
魔法のダメージ・回復量-2
全ての行使判定-2
魔力-1
消費mp+1
由来・逸話
1日目
……今日、シャロウ・アビスで『魔剣らしいなにか』を拾った。簡単なコミュニケーションも取れることから、ある程度の知能があることは受け取れるが、この魔剣がなんのために産まれてきたのか、何故こんなに不完全な状態なのかは分からない。
2日目
「この『魔剣らしいなにか』は何か食べたりしないだろうか。」ふとそう思い、救命草を食べさせてみた。すると、美味そうにむしゃむしゃ食べ始めた…………魔剣だよな？
3日目
……なんて奴だ。昨日拾った魔剣がガメルを食べていた。まぁ100ガメルくらいだが、こいつを飼うならもっと躾をしてやらないと…………
後日談
────『価値を喰らう魔剣』この不定形な"幼魔剣・エクステンド"と数日間過ごしたあなた達は、この魔剣にそういった性質があるように感じた。
あなた達は、興味本位で自分の使っている武器や防具、装飾品を食べさせてみることにした。
すると、エクステンドはそれをじっと見つめ(目はないがなんとなくそう見えた)、ゆっくりとそれと同化し始めた。1時間ほど経っただろうか、エクステンドは元の不定形な形ではなく、捕食したそれの形を取るようになった。質感、重さなど、あらゆる面で元のそれと同じだ。なるほど、これが正真正銘『魔剣』としての姿なのだ。