容姿・経歴・その他メモ

経験表A1-2：命を救われたことがある。
冒険に出た理由：王になる


【今まで】
ハーヴェス王国出身
小さい頃に親に連れられで森へピクニックへ行くときに道に迷いはぐれた。
徐々に暗くなる森の中ではあったが、リカントであるため、暗さはへっちゃらである。
だが、どの場所から蛮族が現れるかまでは知らず、背後から襲われた。
しかし、彼に蛮族からの攻撃は届くことは無かった。
なぜなら既に紫のマントをした1人の冒険者がその蛮族を仕留めていたからだ。
「怪我はないようだな。良かった間に合って。」リカント語で話されたそれはひどく彼を安心させた。
「ここは危ない。安全な場所へ行こう。」と差し伸べられた手は今でも覚えている。
安全と言われた場所は森の入り口だった。そこには両親が既におり、無事に再会を果たすことができた。
紫色のマントを羽織った冒険者はリカント語で別れを告げると、すぐにその場から去った。謝礼等は受け取る気が無いようであった。
その後ろ姿に憧れを覚えないと言う方が無理であろう。少年の心は冒険者への道を志すに十分すぎた。

あの紫のマントを羽織った冒険者は恐らく名声が高いのだろう。自らマントを紫に染めたと考えられる。と知り合いの冒険者が言っていた。ならば自分が目指す道は一つだけ。自らも彼と同じように紫の衣服に身を包み、ハーヴェス王国の王のように異種族であっても偏見無く助けられるような冒険者を目指して。彼の偉大なる冒険者（おう）への道はまだ始まったばかりだ。


【名前の由来】
rex fiet ラテン語で彼は王になるだろうの意
なんかいい感じの顔メーカーより

A260BF

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