とある国の王族に生まれ、両親からは厳しくも愛されながら育った。
10歳の頃に父が病に倒れ、若くして亡くなってしまう。
それからは善き王であった父を継ぐため、それまで以上に努力を重ねた。
そして15歳の誕生日に戴冠式が行われることになった。
当日式は滞りなく進み、王冠がニゲラの頭に置かれる直前、目の前に自分にそっくりな人物が現れ、自分こそがニゲラだと言い放った。
当然式は中断を余儀なくされ、どちらが本物かが問われることになった。
その後質問をいくつもされたが、王族にしか伝えられていないようなことでも、もう1人の自分はまったく同じ回答をした。
記憶や所作そのすべてが自分自身であるかのように思えた。
最終的にもう1人の自分と決闘することになり勝利した方を本物とすることになった。
結果は敗北、国王を騙った大罪人として投獄されることになる。
しかし幼い頃から傍にいた御付きがニゲラの方を本物だと信じてくれ、その御付きの手引きで脱獄に成功する。
そしてニゲラを騙ったもう1人のニゲラはおそらく魔神【ドッペルゲンガー】であると知らされる。
例えこのまま王城に乗り込んでも討ち死に、良くて監獄に逆戻り。
尊敬する亡き父が愛した国のため、冒険者となり偽物を討ち倒す力をつけ、王国を取り戻す旅が始まった。
祖国とできるだけ遠い国で冒険者になるためハーヴェスに向かっていた所、ひょんなことからレイル・シュトラッツを助けることになり、少しの間共に旅をしていた。

ファイター3、レンジャー1、エンハンサー1《武器習熟A／ソード》《薙ぎ払いⅠ》

レンジャー1→2