ゆとシートⅡ for SW2.5 - ゆと工公式鯖

イピゲネイア・クリームヒルト - ゆとシートⅡ for SW2.5 - ゆと工公式鯖

イピゲネイア・クリームヒルト

プレイヤー:MmikotoM

種族
エルフ
年齢
21
性別
種族特徴
[暗視][剣の加護/優しき水]
生まれ
練体士
信仰
なし
ランク
穢れ
11
5
10
9
10
6
12
12
7
成長
0
成長
0
成長
0
成長
0
成長
0
成長
0
器用度
20
敏捷度
21
筋力
11
生命力
17
知力
22
精神力
17
増強
増強
増強
1
増強
増強
増強
器用度
3
敏捷度
3
筋力
2
生命力
2
知力
3
精神力
2
生命抵抗
4
精神抵抗
4
HP
23
MP
17
冒険者レベル
2

経験点

使用
3,000
残り
0
総計
3,000

技能

ファイター
2
レンジャー
1
エンハンサー
1

一般技能

聖職者(クレリック)
5
ピアノ弾き(ピアニスト)
5

戦闘特技

  • 《武器習熟A/ソード》

練技

  • 【キャッツアイ】

判定パッケージ

レンジャー技能レベル1 技巧 4
運動 4
観察 4
魔物知識
0
先制力
0
制限移動
3 m
移動力
21 m
全力移動
63 m

言語

会話読文
交易共通語
エルフ語
技能・特技 必筋
上限
命中力 C値 追加D
ファイター技能レベル2 12 5 4
《武器習熟A/ソード》 1
武器 用法 必筋 命中力 威力 C値 追加D 専用 備考
エストック 2H 11 5 21 10 5
技能・特技 必筋
上限
回避力 防護点
ファイター技能レベル2 12 5
防具 必筋 回避力 防護点 専用 備考
ソフトレザー 7 3
合計: すべて 5 3
装飾品 専用 効果
ベール
スマルティエの剛力の指輪 筋力+1
所持金
40 G
預金/借金
0 G / 0 G

所持品

冒険者セット

背負い袋
水袋
松明*6
火口箱
ロープ10m
ナイフ

保存食7日分

名誉点
0
ランク

名誉アイテム

点数
冒険者ランク

容姿・経歴・その他メモ

喪服を身にまとった女性。
ヴェールの奥の瞳はいつも伏し目がちで、口数も少ない。
佇まいはどこか気品を感じさせる。

イピゲネイアについて

――私は、キルヒア様の神殿が第二の家のようなものでした。
両親が敬虔な信徒で、毎日のようにそこに通っては、キルヒア様の教えを聞いていたものです。
「学び、考え、実践せよ」。その教えに従って、図書館などで知識を蓄えていきました。
成人したときにキルヒア様のお声が聞こえるようになり、両親からは喜ばれました。
そして、ハーヴェス王国のキルヒア神殿へ、神官としての研鑽を積みに旅立ったのです。
私が生まれ育った村よりもとても大きなその神殿で、様々なことを学びました。
歴史、文学、科学、音楽。
特に好きなのは音楽で、神殿にあるピアノを毎日弾いて、子どもたちに聞かせておりました。

――その日は、雨が降っておりました。
いつも通りピアノを弾いた後、神殿の庭園を歩き回っていたときのことです。
ちらりと見覚えのない人影が見えたので、何事かと思いそちらへ向かいました。
そこで、手を掴まれて引き込まれて。押し倒されて。
同い年ぐらいの青年に、ナイフを突きつけられていました。
その目は、とても怯えていて、憎悪にも満ちていて。私はきっと、大いに困惑していたのでしょう。

「……見逃せ」

よく見れば、彼の頭には角が生えておりました。
――ナイトメア、という者を見かけたことはありましたが、私には縁のあまりない種族だと思っておりました。

「……音を、聞きに来ただけだ。誰も殺してない。無断で入ったことは謝る。だから、見逃せ」
「……音?」

一言返すと、私の首にはチクリとした痛みが走りました。
でも、それは。

「……朝になったら聞こえてくる音、だ。あれを、聞きに来ている。……毎日」

その一言を聞けば、どうでも良い物になっていて。

「……もしや、私のピアノを聴きにいらしていたのですか?」

首を浅く刺されているというのに、私はつい笑顔になってしまったのです。

「……お前が、あの音を?」
「はい。……あ、申し遅れました。私、神官見習いのイピゲネイアと申します」
「い、ぴ……」
「長いのならば、イフィとお呼びください。……私のピアノを毎日聞きに来てくださったんですね。感無量です。神殿長様ったら、神殿の者以外に私のピアノを聞かせたがらないものですから。音楽という知識は、皆に共有されるべきであるというのに」
「……あ、」
「……あ、すみません。音楽のことになるとつい話し込んでしまうのです」

そこでやっと、私は体が自由になっていることに気がついて、体を起こしました。

「……あなた、お名前は?」
「名前は、ない。必要、ない」
「それでは、私があなたのことを理解できません。万物は、名前がつけられて初めて意味を確定させるのですから。……よろしければ、私があなたに名前をつけても?」
「いい、のか? 俺は、角持ち、だぞ」
「私のピアノを聞いてくださったお礼です。せっかくですから、音楽、ミュージック、ムジーク――
「……」
――ムジカ、というのはどうでしょうか?」

私が彼に名前を提案すると、彼は少しうつむいた後、私をまっすぐに見つめてくださいました。

「ムジ、カ。……じゃあ、そう、呼んでくれ」
「はい。……では、ムジカさん。私のピアノは何時から聞いてくださっていたんですか? 好きな曲は? 演奏に拙さが感じられる曲は?」
「え、あ……半月ほど前、雨を凌ぐために忍び込んで眠っていたら、聞こえた。心の中が軽くなって、毎日聞くようになった。好きな曲……初めて聞いた日の音と、一昨日の、最後に聞いた音。落ち着く。……言ってもいいか分からないが、6日前の2つ目の音。音が途中、一回、合っていなかったような気がする」
「そこまで聞いてくださっているのですか?! なんとありがたいことでしょう」
「……怒らない、のか? 俺は、角持ちで、嫌われ者、だぞ」
「どうして、演奏を聞いてくださっている方を嫌う必要があるのでしょうか? ……私は、あなたに演奏を聞いてもらえて、とても嬉しいです」
「……」
「……ムジカさん。良ければ、また明日も演奏を聞いてくださいませんか? 私一人の力では、あなたに正式な席を用意することはできませんが……それでも、私は多くの方に私の演奏を聞いてほしいのです」
「……いい、のか?」
「はい、もちろん」
「……じゃあ、また来る。その後は、また、お前と話がしたい」
「ええ、喜んで。感想をたくさん聞かせてくださいね」

――そうして、私とムジカさんの不思議な交流が始まりました。
演奏をした後は庭園の隅に向かい、偶然できた小さな空き地でムジカさんと音楽を語り合います。

「ムジカさん。今日の演奏はいかがでしたか?」
「とても、良かった。前に演奏したときよりも、音の重なりがきれいだ。ただ、途中で少し、リズムが速くなっていたと思う」
「そ、そうでしたか……。次はテンポも気にして演奏しなければ……」

ときには、音楽以外の話もして。

「ムジカさんはナイトメアなのでしょう? ナイトメアは迫害がひどいと聞きます。せめて音楽を聞いている間は、心が安らいでいるといいのですが」
「……確かに、初めて会う人に殴られたり、唾を吐きかけられたりするのは、つらい。が、イフィのピアノの音があれば、今日も、生きていこうと思える」
「もう、そんな事言われたら、明日の曲にムジカさんの大好きなソナタを演奏したくなってしまうではありませんか……」

そうして日々は過ぎ、私が18になったときのことです。
途中、何度か神殿長様たちに怪しまれることはありましたが、その度にごまかして、毎日私はムジカさんの元に通いました。
もちろん知識を蓄えることも怠らず、後に入ってきた神官見習いの方たちの世話を任されるほどになりました。

「ムジカさん! 今日の演奏はいかがでしたか?」
「おはようイフィ。今日も、とても良かった。最近は、音にイフィの感情が篭もるようになってきていると、思う」
「本当ですか! ふふっ。ムジカさんに褒めてもらうと、何故か心が普通以上に飛び跳ねてしまいます……」
「……イフィ」
「はい、何でしょうか?」

ぐっ、と。あの日と同じように引き寄せられて。けれどその手はあの日以上に暖かくて。
気がつけば私は、ムジカさんに抱きしめられておりました。

「……好きだ、イフィ。ナイトメアの俺が、君を好きになっていけないことは、分かってる。けど、気持ちだけ、伝えたかった。……好きだ」
「……」

その時、私はどんな表情をしていたのでしょうか。
ただ覚えているのは、いつの間にか涙を流しながらムジカさんを抱きしめ返していて。なのに心の中は野山を駆け巡る春風のように暖かで。

「……ムジカさん。私は、異性として誰かを愛した経験がありません。今私の中にある感情が、愛であるかもわかりません。――ただ、この気持ちにきちんと、愛という名前を付けることができたのなら。その時はもう一度、私を抱きしめてくださいますか?」
「……もちろん。俺の愛が色あせてしまっていないのなら、何時だって」
「ムジカさん……」
――イピゲネイア様ー! どこにいらっしゃいますかー!」

私達が見つめ合ったその時、警備隊の人の声が聞こえて、私達は慌てて体を離しました。

「……け、警備の人が呼んでいます。早く戻らないと」
「そ、そう、だな。――明日もここに来る。イフィの音楽が、俺の生きる理由だから」
「……もう。ムジカさんったら」

そうして空き地を出て、警備隊の人に連れられて、私は神殿内へ戻っていきました。

それからまた時は過ぎ、19歳の冬、私は神殿長様に呼び出されました。
そこで告げられたのは。

――イピゲネイア。お前も19となった。このまま神官となるのも良いが、どうだね、ハーヴェス王国の地方貴族の一人が、礼拝の際にお前に一目惚れしたらしい。縁談の話を持ってこられた」
「え……」
「お前さえ良ければ縁談を進めようと思うのだが、どうだね? 家族には後ほど話があったことを連絡しておこう」
「……はい。ですが、急な話でしたから、少し考えさせてください」
「ああ。いい返事を期待しているよ」

「……」
「……イフィ。どうかしたのか?」
「……。実は、神殿長様から縁談の話を持ちかけられまして……」
「いいこと、なのだろう? 俺のことは、気にしないでいい。俺はいつだって、イフィと、イフィの音楽を愛している」
「そ、そう言われましても……」
「話が来ただけ、だろう? まだ時間はあるはずだから、それまでにゆっくり考えればいい」
「……そう、ですね」

今日はそれがあったから音楽がなかったのか、と、少し残念そうに笑うムジカさん。
――ムジカさんは、私の幸せを心の底から願っている。
だからこそ私は、ムジカさんを置いて嫁ぎに行くことに罪悪感を感じてしまうのですが。
彼がそれを願うなら、私は嫁入りの話を受けようと、そう思ったのです。

神殿長様に縁談を受けることを伝えると、数週間ほど後にお相手の方と対面することになりました。
結婚相手であるバイロン・ドッジ様は私より15も歳上の人物でしたが、物腰は柔らかく、

↑を書ききれなかったのでどういう子かというと、

仲良くなったナイトメアが自分を無罪にするために死んだ(ある意味イピちゃんが殺したとも言える)ら神の声が聞こえなくなったので神殿から追い出されて家で喪服着て引きこもってたんだけど、神の中に『仲間でありたいという意思さえあれば穢れを持っていても仲間とみなす』というような教えの神格はいないか? と思い至って神を調べまくり、そんな教えの神様いなかったのでなら自分がそういう神様になって角持ちとか関係ない世界をどれだけ小さくてもいいから作ってやるぜぇ!

っていう子です。

履歴

能力値ダイス

セッション履歴

No. 日付 タイトル 経験点 ガメル 名誉点 成長 GM 参加者
キャラクター作成 3,000 1,200 0
取得総計 3,000 1,200 0 0

収支履歴

冒険者セット::-100
エストック::-370
ソフトレザー::-150
ベール::-40
スマルティエの剛力の指輪::-400
保存食7日分::-50
ご飯::-50

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