容姿・経歴・その他メモ

フェリシア・ド・メディシス
Felicia de Medicis
人間　19歳　女
明るめの茶色の髪　緑色の瞳

マカジャハット王国でも有力な貴族メディシス公爵家の跡取り娘。
メディシス家当主であった父が昨年病気で急死し、現在は祖父が暫定的に当主となっている。しかし祖父は高齢のため、数年のうちにフェリシアが跡を継ぐことになると噂されている。
現在は跡を継ぐための修行に明け暮れている一方、メディシス家がパトロンとなっている劇団の巡業公演を各地で主催し、それに同行してマカジャハットの周辺国を飛び回っている。
これは次期当主としてフェリシアの顔見せと、メディシス家の財力誇示の狙いがあるのだが、それだけにマカジャハット国内でも反発する者もおり、特に国内の武断派貴族、とりわけその派閥の中でも代表的な存在であるリッチェル公爵からは疎まれている。
文治派であり、特に国内の芸術振興政策などを進めているメディシス公爵家は、武力を持っての統治を是とするリッチェル侯爵家とは徹底的に仲が悪く、特にリッチェル家現当主ヴィリバルトとのことは成り上がり者として毛嫌いしている。
フェリシアもそんな家中の者達と同じく、リッチェル家のことは敵視している。フランカとは社交界で面識はあるが、上記の理由から言葉を交わしたことはほぼ無い。

フェリシア本人の嗜好としては、芸術文化をこよなく愛し、中でも演劇・歌劇を特に好む。芸術家の集うマカジャハット王国を誇りに思っている。
メディシス家がパトロンとなっているトスカーナ歌劇団を政治利用していると噂されがちだが、本人は歌劇の良さを広めたいという動機が強く、実際に歌劇団員からは慕われている。

一方で、芸術を解さない者、軽んじる者は大嫌いで、蛮族同然だと見下すほど。ドワーフやルーンフォーク、リカントは芸術に理解がないと偏見を持ち、嫌っている。
また、ナイトメアのことを穢れた種族として忌み嫌っている。これはメディシス家、特に亡き父が過激なライフォス信仰者であった影響である。マカジャハットの現女王イェキュラに対しては忠誠と嫌悪が入り混じった微妙な感情を持っている。ちなみにフランカがナイトメアであることは知らない。

履歴

「公爵令嬢の即興歌」にて、別れ際に所持していた信念のリングをフランカに貸す。「貸しておきますから。必ず返しにいらしてね」

セッション履歴

収支履歴