聖印と神像

聖印は霧のようなオーラを纏った一本の剣であり、その形状から死刃神の信者は表向きはグレンダールの信者のようにふるまうことが多いです。
神像は大剣を持つ獣化したリカントの姿で作られますが、原則として、フードを目深にかぶっていたり、顔に布を巻いたり、顔の特徴を削られるなど、顔がわからないようにされます。

神格と教義

死刃神はかつての神々の戦いにおいて、ティダンに最も信頼されたリカントの戦士だとされています。
彼に与えられた魔剣「死刃」は始まりの剣の最初期の複製の一つとされ、あらゆる命に死をもたらす強力な魔剣だったとされます。彼はこの魔剣をもってダルクレムの軍勢に対峙し、多くの首級を上げたとされます。
特に輪廻を歪める不死の女王ツァイデスとは敵対的であり、死刃神と「死刃」の複製を与えられたその配下達は強力なノスフェラトゥを幾人も討ち取ったとされます。
しかしながら、あまりの力に増長した配下達は内乱を起こし、死刃神はその配下全てを始末しました。このことを深く悔やんだ死刃神は、他の神たちのように多くの信仰を集めることを拒み、自らの名を歴史から抹消しました。

このように強力な戦神ではありますが、同時に死者の水先案内人としての側面を持ち、ティダン神殿が運営する大きな墓地にはひっそりと、人知れず死刃神の神像があることがあります。

死刃神の信者の多くは自らの素性を隠し、ひっそりと活動していることが多く、その信仰はほぼ親から子への相伝で伝えられ、一般からの認知度は非常に低いです。
しかしながら、彼らは有能なアンデッドの狩猟者であり、少しでもアンデッドの活動の痕跡があれば現れ、死の刃の魔法でもって殲滅します

かつての教訓から、その教えはティダン神殿の一部と、代々死刃神を信仰する一族や隠れ里により伝えられ、信者数は非常に少ないです。

格言

「死の刃を振るうものは決して驕ってはならない。道はずれしものは我が死をもたらす」

「魂は、常に輪廻へと廻らなければならない。」

「死を恐れ、避けることは間違いではない。しかし死者には常に敬意を持て。」

備考

死刃神は信仰される地方を持たず、また、信者の獲得によって消費MPを軽減することができません。（そもそも教義上みだりな布教が許されていません。最悪神聖魔法が没収されます）これは携帯神殿を装備していても同様です。