"動物達の王"ギガ・ギグ(オーバーロードゴルギアスマギレプリカ)
- 知能
- 人間並み
- 知覚
- 機械
- 反応
- 中立
- 言語
- 魔動機文明語(読文)
- 生息地
- 森
- 知名度/弱点値
- 12/25
- 弱点
- 物理ダメージ+2点
- 先制値
- 27
- 移動速度
- 35/―
- 生命抵抗力
- 33 (40)
- 精神抵抗力
- 31 (38)
攻撃方法(部位) | 命中力 | 打撃点 | 回避力 | 防護点 | HP | MP |
---|---|---|---|---|---|---|
噛みつき(頭部) | 26 (33) | 2d6+31 | 24 (31) | 25 | 324 | ― |
踏み潰し(胴体) | 28 (35) | 2d6+23 | 23 (30) | 25 | 362 | ― |
尻尾(尻尾) | 27 (34) | 2d6+24 | 24 (31) | 24 | 270 | ― |
- 部位数
- 3(頭部/胴体/尻尾)
- コア部位
- 頭部
特殊能力
●全身
○雷無効
○野生への帰化
「○精神効果無効」を持ちません。
○覇王機竜の威光/26(33)/精神抵抗力/消滅
「射程:自身」「対象:全エリア(半径100m)/空間」の効果として扱います。
自身を除く、効果範囲内にいるすべてのキャラクターは、自身の手番の最初に精神抵抗力判定を行わねばなりません。失敗したら、続く10秒(1ラウンド)は、本能的な恐怖のためにすべての行動判定に-2のペナルティ修正を受けます。
ただし、この効果を受けるかどうかは、そのキャラクターの手番開始時に発動者自身が任意に決定できます。
この効果は精神効果属性です。
○向きが合わない
身体が大きすぎ、正面の敵には尻尾の攻撃が届きません。[部位:頭部]または[部位:胴体]が近接攻撃を行った対象には、[部位:尻尾]による近接攻撃は行えません。その逆も同様です。
省略された特殊能力
○剣のかけら×21
全身:生命抵抗力、精神抵抗力+5、HP+35
●頭部
○冷気の下顎
下顎部カバーの内側には、水晶のような尖った構造物が見受けられる。それは、"前王"だった1頭のメガロケロスが遺した角であり、"前王"から受け継いだ誓いの証であると同時に、牙なき獣王にとっての"入れ歯"でもあったフレーバーテキスト
噛みつきによる攻撃を、水・氷属性の物理ダメージとして扱います。
○連続攻撃
攻撃が命中した場合、同じ対象にもう1回攻撃できます。2回目の攻撃が命中しても、この効果はありません。
○痛恨撃
打撃点決定の2dの出目が10以上だった場合、打撃点をさらに「+25」点します。
○ターゲッティング
乱戦に飛び道具を射ちこんでも誤射しません。
▶多連装光束/28(35)/回避力/消滅
射撃攻撃を行います。「射程:2(20m)」で、「2d+25」点の純エネルギー属性かつ水・氷属性の魔法ダメージを与えます。
▶殲滅の光/27(34)/生命抵抗力/半減
「射程/形状:2(20m)/貫通」で光線を放ち、「2d+27」点の純エネルギー属性かつ水・氷属性の魔法ダメージを与えます。
この能力は連続した手番に使用できません。
▶氷嵐の主/26(33)/生命抵抗力/半減
頭部を複雑な身振りで振り、吹雪を発生させます。
「射程:自身」で「対象:1エリア(半径6m)/20」に、「2d+27」点の水・氷属性の魔法ダメージを与えます。
この効果に対する対象の抵抗力判定の達成値が、この能力の達成値より3以上低かった場合、対象は10秒(1ラウンド)の間、補助動作を行えなくなります。
この能力は連続した手番に使用できません。
●胴体
○2回行動
○踏み倒し/27(34)/生命抵抗力/消滅
踏み潰しの攻撃が命中した対象は、その場に転倒します。キャラクターは望むなら生命抵抗力判定の代わりに腕力判定(⇒「Ⅰ」122頁)でこの効果に対して対抗してもかまいません。
▶ディスクランチャー/27(34)/生命抵抗力/半減
上空から小型グレネード弾を投射する小型魔動機を複数放出します。「射程/形状:2(50m)/起点指定」で「対象:5体」に「2d+27」点の炎属性の魔法ダメージを与えます。
○攻撃障害=+4・+4
巨体が攻撃を妨げます。
[部位:頭部]は、近接攻撃と遠隔攻撃に対する回避力判定に+4のボーナス修正を得ます。
[部位:胴体]のHPが0以下となった場合、この能力は失われます。
●尻尾
💬全力攻撃Ⅲ
打撃点を+20点します。リスクとして、自身の回避力判定に-2のペナルティ修正を受けます。
💬テイルスイープ
自身の存在する乱戦エリア内の任意の5体までに、尻尾を用いた近接攻撃を行います。
この能力は連続した手番に使用することはできません。
戦利品
- 自動
- 剣のかけら(200G/―)×21
- 自動
- 覇王機竜の青核(10000G/金黒白SS)
- 自動
- 王者の証(14800G/赤SS)
- 2~6
- 未知の魔動部品(2400G/黒白S)
- 7~12
- 掘り出し物の魔動部品(7600G/黒白S)
- 13~
- 新発見の魔動部品(25000G/黒白SS)
解説
伝承にもなっている「動物達の王」は実在するものでした。
彼が誕生したのは、魔動機文明中期。魔動機兵という存在がまだ模索段階であり、マギレプリカを始めとする、様々な実験機が生み出された時代でした。彼も、その中の一つだったということです。
タイラントゴルギアスを模した機体として作られ、挙動の試験を行い、様々な新兵器の実験台になった後、足回りを損傷、擱座した彼は、人間によって見捨てられました。
それを救ったのは、森に生きる不思議な群れだった……というのは、言い伝えと寸分違いません。
言い伝えになっていない部分を語るとすれば、群れの一員として、そして長となって生きていく事を選んだ彼自身の変化でしょう。
1000年以上動物として生きていくうちに、彼は元来持っていた、人の命令を聞くということと、魔動機文明語の発音も忘れ去ってしまいました。文章は読め、また書けるようです。但し、大分文法が怪しく、字も汚いですが……。
眠る必要も、食べる必要も、繁殖する機能もない彼は、それらの根本的な欲求が欠けており、本物のタイラントゴルギアスのような捕食行動には興味を示しません。
タイラントゴルギアスの凶暴性もなく、その瞳には知性の光が宿ります。その知性でこそ、彼は群れを守り、そして今日まで導いてこれたのでしょう。