身長／体重：
出身：
好きなもの：
趣味：
イメージＣＶ：神奈延年

　リカントの彼は、親の顔を知らない。コロロポッカの森で捨てられていたところを、マノーポラに保護された。そのまま孤児院で育ち、時にヤンチャをし、時に他の孤児の兄貴分として暮らしていた。その後、衝撃的な出会いを果たし、一念発起して七色のマナは入学することとなる

　一言で言えばどこまでも素直な性格。人を疑うことをせず、愚直で真っ直ぐに進むことしか知らないような、とても快活な人物である。一方で、頭は非常に悪く、勉強も中々理解できない。意欲がない訳ではないのがまたややこしく、バカなりに頑張ってはいるのだが、結果に結びつかないようだ

　変わった戦闘スタイルをしている彼だが、これはまだ過程の姿である。彼は剣と銃を利用した新たなスタイルを開発することになるが、詳細は後々に明かされるだろう

　お世辞にも頭が良い訳ではない彼が何故、七色のマナの、しかも魔動機術学科に入ることになったのか。それには海よりも深く、剣の迷宮よりも複雑な理由がある
　それは、とある女性に一目惚れし、結婚を迫ったところ「七色のマナを魔法学科を卒業できたら考えてあげる」と言われたからである。どう考えても体のいいお断りなのだが、彼は本気にした。そして魔法の中で大衆の魔法とされる魔動機術を選択し、今に至るのである
　その素直さは彼の美徳とも言えるが、人によってはそれは耐え難き『愚鈍』とも捉えることができる。そんな彼とどう向き合っていくのかは、君たち次第だろう