精神を研ぎ澄まし、相手を先読みします。
　この秘伝を宣言した攻撃では、《魔力撃》に加えその命中力判定の達成値＋１をボーナス修正として追加します。
　この秘伝を宣言した際、参照した魔力が妖精魔法のものだった場合、命中力判定がさらに＋１（合計＋２）されます。

　この秘伝は、近接攻撃と魔法行使を同時に行うことを可能にします。
近接攻撃の後に魔法攻撃を同時に行うことにより、より有効な攻撃を与えます。
　近接攻撃を行った後、習得している威力表がある《対象：１体》の魔法を一つ選択し、行使判定を行います。
成功した場合、その魔法を魔法の武器として生成し、近接物理攻撃を行います。
　《魔法使い系技能レベル＋器用度ボーナス》を基準値として命中判定を行い、《元の魔法の威力表＋魔法使い系技能レベル＋知力ボーナス》を追加ダメージとしてダメージ算出を行います。
　武器の属性は元の魔法の属性に準拠します。（変更不可）

　この秘伝の拾得者は近接攻撃の対象とされた時に、それを受け流しながら迎え撃つことができます。
　戦闘特技《カウンター》同様に、回避力判定の代わりにファイター技能・バトルダンサー技能を用いた命中力判定を行います。
　これを行うかどうかの判断は、敵の命中力判定の達成値を確認した後で行えます。
　これを行う場合、回避力判定の代わりに武器による命中力判定を行い、達成値の比べあいを試みます。
　比べあいの結果、受動側が有利な結果になった場合、その攻撃は命中しなかったことになり、命中判定を試みた武器による近接攻撃のダメージを算出して、対象に与えます。
　受動側が不利な結果となった場合、《カウンター》と同じ処理を行います。
　この受け流しは１ラウンドに１回試みることが可能です。

　この秘伝を宣言した際、即座に《魔力撃》を使用した近接攻撃、《マルチアクション》を使用した近接攻撃、威力表を持つ《対象：１体》の攻撃魔法による魔法行使１回を行います。
　命中した回数の近接攻撃と魔法攻撃によるダメージを算出し、その全てを合計したダメージを１回の近接攻撃としてダメージを与えます。
　この秘伝を使用したラウンドは他に宣言特技を宣言することはできません。
リスクとして次の自分の手番までの間、移動を行うことが出来ず、あらゆる行為判定に自動失敗します。
　この秘伝は、使用したラウンドから続く２ラウンドの間再使用することは出来ず、行使した魔法のＭＰも消費されます。
　行使された魔法が妖精魔法の場合、《マルチアクション》ではなく、《剣魔追撃術》を使用したものとしてダメージを算出します。（同秘伝を習得している必要があります。）