今回は、本当にやってしまった事だらけでした。遺跡の探索という依頼だったのですが…
まず部屋の時計がズレてて、出発時刻に遅刻しました。合流出来たから良かった物を…本当に迷惑を掛けてしまいました
戦闘ではダウレスを守りきれずに死ぬ目に合わせて…未熟な限りです
神官として、騎手として…今後は、繰り返さない様にしなくては

今回の依頼は魔物の討伐でした。この周辺では珍しい魔物だった様で、高額な討伐依頼が出されていたそうです
依頼の内容ですが…中々に激戦でした。三連戦は流石に疲れましたね…
一戦目は戦闘終了時には殆どマナもそこを尽きていましたし、もっと受ける傷を減らせるようにしなくては…
二戦目は…皆さんとダウレスが強かったですね。私盾構えただけでした。明日にでもご褒美をあげようと思います
三戦目は遺跡で魔神と戦闘しました。私達より先にエルフの女の子が戦っていたのですが…そういえば、彼女なんであんな場所に居たんでしょう。戦闘自体は危なげなく勝利しました。毒を受けたのだけが不覚でしたね…。
…しかし、クリスクリスさんの腕は何にがどうしたらあんな事になるんでしょうか…？

今日の依頼は酒場のヘルプという、少し珍しい形の依頼でした。
何でもラブソングで店員さんが全員恋をしに行ったらしいです。呪歌とは凄い物ですね…
仕事の内容は新鮮でしたが、皆さんが優秀なお陰かそこそこ程度にはこなせたと思います
掃除、料理、配膳、接客…特に配膳は上手く出来た様な気がします。きっと普段の修練の賜物です
…しかし不思議な事に、私お客さんにお酒を勧められた辺りから記憶がないんですよね
報酬はしっかり貰ってしまいましたが…良かったのでしょうか…？

てぃだんのばかやろお
…本当に信じられないし記憶もないのですが、上の文字は私の字です。何故こんな事を書いてしまったんでしょう…
罪を忘れない為に、修正だけして残しておく事にします

…改めて、今回の依頼は幽霊屋敷の調査・及び掃除でした
件の屋敷には十数年前まで魔法使いの方が住んでいたらしいのですが、亡くなられ、それ以来物音などが聞こえるのだとか
そして今回、その屋敷の再利用計画が立ち上がったので改めて冒険者に調査、及び掃除を依頼したという事らしいです
もしアンデッドなら放っておけないとの事で私も依頼を受ける事としたのですが…

ええ、はい。大変申し訳ない事なのですが掃除は迷惑をかけっぱなしでした
机は割り、雑巾掛けで転び、窓には届かず…運動神経と背が欲しいですね…本当に…

なんやかんやの果てに掃除が終わり、不慮の事故からアンデッドを発見する事が出来たのですが…
………正直、余り思い出したくはありません。ただこの失敗を私は生涯忘れないでしょう。あと私は鎧を着てるだけで別に胸が壁とかいう訳では決してないんです。本当なんです。私は誰に言い訳してるんでしょうか

そういえば、この依頼もギルドから帰った後の記憶がありませんでしたね。

今日の依頼は“奈落の魔域”の破壊でした。魔域の依頼は冒険者としてはメジャーなのですが、私は初めてで…改めて振り返れば、メルヘンチックな見た目とは裏腹に恐ろしい所でした。
魔域の中に入ると一面に菓子で構成された景色が広がっていました。どれも実際に食べられる物だったのですが…魔域内に留まっておきたくさせる、魅了の様な効果がありました。恐ろしいですね…

そんなこんなで諸々の果てに魔域の最奥にたどり着くと…奥には蛮族が居ました。話によるとスイーツが好きなので魔域内もそうなったらしいです。ハーヴェス中をお菓子で飲み込むとか言ってました。怖いですね…
蛮族が言っていたいくら食べても太らないお菓子に少しだけ心惹かれたのは内緒です。

戦闘自体は私が相手と相性が良かったのもあり、順調に進んだのですが…悪足掻きで蛮族がラブソングを使った結果、少々荒れたのがはい、うん、酷かったです。書くのは少々はばかれるので詳しくは心の中に留めるとします。