-恥ずかしい癖を持っている-

-かつては貴族だった-

-投獄されたことがある-

《冒険者に出た理由》

-なりゆき-

アレクラスト大陸最果ての国ムディール孔雀羽の都に少年は在った

彼には港湾都市クォンの交易商業会社、その頭取の跡取りとして生まれ

波風の立たない、何不自由のない安寧した未来が約束されていた

そんな少年が五つのとき事件は起こる

交易商業の内部破局によって齎された陰謀の結果、バイカルの海賊船に少年は誘拐されてしまったのだ

両親の捜索も虚しく、何年経っても少年の行方はわからず終い

本来居るべきだった場所から攫われ、故郷から随分離れた海上へと連れてこられてしまった少年は

豪傑粗野な海賊旗の元、半ば奴隷のような少年時代を過ごすことになってしまうのだった

――――約十年の時は流れ

戦士と呼べるほどに成長したかつての少年は、大海原を駆ける海賊となっていた

自ら海賊を名乗るほど馴染んでしまった彼の頭に、自身の幸せは奴らに奪われたのだという記憶はもうない

これから略奪者として、人生の戦場を船上と見定めることになるのだろうと青年は考えていただろう

―――しかし過去悪の芽が栄えた試しなどはない

アルフレイム大陸はウルシラ地方に長距離遠征に赴いた際、海賊船が国が率いる海軍により捕縛されてしまったのだ

当然のことながら青年も海賊の一員として投獄、それからの一生を暗い檻の中で過ごすはずだった

だがどこの社会にも闇というもはあるようで、剣闘士の囚人によって行われる地下賭博闘技場なる場所にて

謀らずも、青年はまた新しい人生を歩んでいくきっかけを掴みとる　

腕に自信のあった青年は、波いる強豪をすべて討ち倒し、冒険者として自由を手にする権利を得たのである

ギルドによる監視付きとはいえど、第二の人生を勝ちとった青年は……

冒険者として名声をあげるなどという目標は二の次で、本能の赴くままに自らの舵をとるのだった。

訳：小さい頃に海賊に誘拐されて海賊として生きてたけど、捕まってそのあと冒険者になった

アレクラスト大陸最果ての国ムディール孔雀羽の都出身、頑丈なのがとりえの若き戦士

海賊として育ってきた為か考え方は自由奔放で明朗快活、嫌なことがあっても寝れば忘れることができる

"オレたちはいつ死ぬかわからない、ならば欲望のままに生きるべきだ"

海賊に教えられたその生き方を寸分たがわず実行し、毎日を刹那主義で過ごしている。

特に色事には貪欲で、無骨で粗野な男所帯に押し込められていた反動なのか

見目麗しい存在に対しては脳よりも本能が圧倒的な支配権を握ってしまう所謂色ボケ男。

海賊船や牢の外というのはこんなにも綺麗なもので溢れているのかと感動したというのは本人の言い訳。

いたるところの美人という美人に声をかけまくっては塩対応をされている。

だが下っ端生活も長かったため、従順で腰が軽く、無碍な扱いをされてもへこたれない姿は同性にはウケているようだ。

訳：本能で動く色ボケ男

とある依頼で仲間を死なせ、助けるべき被害者を誰一人救い出せなかった経験から

今まではただ性に合っていたからやっていた冒険者という自身の肩書きに、なにか意味を見出そうと考えるようになる。

―――誰かを助ける、人を守る――己が剣を握る理由はどこにあるのか

相変わらずの調子で女の尻を追っかけまわしている青年だが、少しづつその横顔は戦士のものへと成っているようだ。

身長：179cm
体重：87kg
一人称：オレ
基本性格：基本的に善人、直情型、根明、多恋主義・快楽主義・刹那主義者、脳筋、友達想い、ドM
信条：美人を見ると口説かずにはいられない、愛されるよりも愛したい
好きなモノ：美人、奉仕、海、船、お酒、赤色、鍛錬、同志、温泉、鶏肉
苦手なモノ：逆に言い寄られると逃げる、押しに弱い、虫、辛い物、貴族
NGワード：『お前には誰も守れない』
目的：世界中の美人と仲良くなる
容姿：APP10～12程度
家族構成：遠い国に両親がいるけど忘れてる
恋愛歴：女の子と上手くいくのは解釈違い　フラグがたってもすぐフラれる
どうでもいいこと：したもグレートソード、しかもクリティカルしやすくて遅いらしい