完成された”奈落の書”
- 知名度
- 15/25
- 形状
- 表紙に4つの宝石がセットされた白い魔導書。青と緑と赤と黄と黒の宝石が埋まっており、極光のようなオーラを纏っている。
- カテゴリ
- 冒険者技能用アイテム(1H)
- 製作時期
- 不明
- 概要
- 古びた表紙に「奈落の書」と魔神語で書かれた白い魔導書。頁は全て黒く、極光のようなオーラを纏っている。
- 効果
-
このアイテムは"魔法の発動体"として使用できるほか、妖精魔法の行使に使用する"宝石ケース(2-p249)"としての機能及び以下の特殊能力を持ちます。
○"奈落の書"
このアイテムは常に「持ち主」を1体必要とします。「適切な人物」が所持していない場合、付近の「持ち主」となり得る存在の下へテレポートし、新たな「持ち主」とすることがあります。「持ち主」となった人物は睡眠によるMPの回復を行うことが出来ません。
「持ち主」は自身の知るこのアイテムが持つ能力を使用する事が出来るようになります。(能力の使用権限はPT全体が持ちます。良ければ全員で相談してください)
また、「持ち主」はすべての属性の妖精魔法を他の所持しているアイテムに関係なく、選択できるようになります。≫断章「アラミリン」/必中
奈落の書に取り込まれた凛の記憶の欠片が力を与え、行動を加速させます。
「対象:1体」に「射程/形状:2(30m)/起点指定」で対象の次の手番の間、「○2回行動」の能力を付与します。対象は自身の手番内に主動作を1回、追加で実行する事が可能です。この能力は10秒(1ラウンド)に1回まで使用でき、対象1体につき1日に1度だけ使用できます。
この能力を使用すると、MPを「10+(対象のレベル)」点消費します。○「統一」
この書の「持ち主」として「適切な人物」は全ての能力値が「+6」されます。
○「復活」/必中
この書の「持ち主」として「適切な人物」は1日に1回だけ、HPが0以下となった場合に即座にHPが全快し、このアイテムの元にテレポートします。この際、対象にかかっているあらゆる効果は解除されません。
○「時間干渉」/必中
この書の「持ち主」は時間操作能力を使用できるようになります。
「持ち主」の敵対キャラクターには真語魔法Lv11【スロウ(3-p145)】、「持ち主」の味方キャラクターには操霊魔法Lv11【ヘイスト(3-p150)】の効果が常に発生します。○「叡智」
この書の「持ち主」は、観察判定パッケージか知識判定パッケージに含まれる行為判定を行う際に、サイコロを振らずにその判定の結果を「自動成功」にできます。
また、この書の持ち主は全ての「奈落の書」に関する知識を知ることが出来ます。○「精神増強」
この書の「持ち主」として「適切な人物」は常に「○精神効果属性無効(任意)」を得ます。精神効果属性の効果の対象となった時、その効果を受けるかどうかを任意に選択できます。この効果は、「○精神効果属性無効」を無効にする能力等によって打ち消されることはありません。
○「召喚」
任意のタイミングで奈落神を召喚し、従属させることが出来ます。
由来・逸話
古びた表紙に「奈落の書」と魔神語で書かれた完成された伝説の魔導書です。ログアウトによるコアデータの消去により、多くの能力が消滅しましたが、まだ"ゲーム"による世界間の繋がりが存在しているためか、完全な消滅には至っていません。
"ゲーム"においても、本来使用される事は想定されていないデータですが、何故かデータが存在しています。