容姿・経歴・その他メモ

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産まれてすぐ、彼は両親を失った。
母は彼を産んで亡くなり、父は彼を捨てた。
そんな中、彼を拾ったのは蛮族の中でも中立と名高いケンタウロスだった。
赤子を見た彼らは、哀れに思ったのか人里離れたケンタウロスの里で養育してくれたのである。

さて、そんな経緯がありつつも成長した彼は、突然人里に保護されることになるのである。
理由は簡単で、「やっぱこいつは人間なので、一応せめて人として暮らさせてやってあげたい」と考えた養い親によって彼は冒険者に保護されるのである。
そんな中で彼はいろいろな本を読み、いろんな知識を得ていく。
その中、彼が興味を持ったのは魔神を召喚する術だった。

……彼は冒険者として旅立つことになった。
なったが、それの名目としては「最強」の意味を知りたいと、そういうこととしていたが。
……していたが、彼はうそをついている。
育て親には本当に感謝しているし、また一緒に暮らしたい。
だが、その本音を隠している。

……まぁしかし、冒険者にはならなかったのが彼の唯一の抵抗と言ったところだろう。
ヴァグランツとして、蛮族とは争うかは考えつつ。
一人ソロの冒険者として人生を歩むつもりだ。

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