ゆとシートⅡ for SW2.5 - ゆと工公式鯖

シヤ - ゆとシートⅡ for SW2.5 - ゆと工公式鯖

貨幣漁り(ドブネズミ)シヤ

プレイヤー:へたれ

おっ死んだら金目のものは拾って差し上げますわよ

種族
レプラカーン
年齢
66
性別
種族特徴
[暗視][見えざる手][姿なき職人]
生まれ
射手
信仰
“貨幣神”ガメル
ランク
グレートソード
穢れ
12
6
5
9
1
9
12
8
6
成長
1
成長
0
成長
0
成長
1
成長
3
成長
3
器用度
22
敏捷度
13
筋力
15
生命力
19
知力
16
精神力
14
増強
2
増強
増強
2
増強
3
増強
増強
器用度
4
敏捷度
2
筋力
2
生命力
3
知力
2
精神力
2
生命抵抗
9
精神抵抗
8
HP
40
MP
29
冒険者レベル
6

経験点

使用
16,000
残り
1,900
総計
17,900

技能

シューター
6
マギテック
5
レンジャー
1
エンハンサー
1
アルケミスト
1

戦闘特技

  • 《武器習熟A/ガン》
  • 《防具習熟A/非金属鎧》
  • 《MP軽減/マギテック》

練技

  • 【ビートルスキン】

賦術

  • 【バークメイル】

判定パッケージ

レンジャー技能レベル1 技巧 5
運動 3
観察 3
アルケミスト技能レベル1 知識 3
魔物知識
0
先制力
0
制限移動
3 m
移動力
13 m
全力移動
39 m

言語

会話読文
交易共通語
魔動機文明語

魔法/賦術

魔力行使/賦術
基準値
ダメージ
上昇効果
専用
マギテック技能レベル5 魔動機術 7 7 +0
アルケミスト技能レベル1 賦術 3
技能・特技 必筋
上限
命中力 C値 追加D
シューター技能レベル6 17 10 8
《武器習熟A/ガン》 1
武器 用法 必筋 命中力 威力 C値 追加D 専用 備考
サーペンタインガン 1H 1 10 11 8 射程10m
デリンジャー 1H 1 +1=11 10 8 射程10m
デリンジャー 1H 1 +1=11 10 8 射程10m
リボルバー 1H 3 10 10 +1=9 射程10m
技能・特技 必筋
上限
回避力 防護点
技能なし 17 0
《防具習熟A/非金属鎧》 1
防具 必筋 回避力 防護点 専用 備考
ボーンベスト 16 6
タワーシールド 17 2
ブラックベルト 1
合計: すべて 0 10
装飾品 専用 効果
スマルティエの帽子
スマルティエのリングピアス
スマルティエのチョーカー
背中 マギスフィア中
右手 スマルティエの宗匠の指輪 器用度+2
左手 スマルティエの怪力の腕輪 筋力+2
ブラックベルト 防護点+1
バレットポーチ
他2 アルケミーキット
所持金
8,106 G
預金/借金
0 G / 0 G

所持品

消耗品
弾丸*19
活性弾*9
マナチャージクリスタル5(5)
魔晶石5*3(5,5,5)
ヒーリングポーション+1*2
魔香水

薬品
魔香草*3
ヒーリングポーション*3
救命草*2
救難草*2

装備品
冒険者セット(背負い袋/水袋/毛布/松明*6/火口箱/ロープ(10m)/ナイフ)
薬師道具セット

その他
保存食(7日分)

マテリアルカード

BASSS
11
名誉点
76
ランク
グレートソード

名誉アイテム

点数
冒険者ランク200

容姿・経歴・その他メモ

シヤ
丁寧な口調だが金にがめつい。一人称はワタクシ。
ガメルを稼ぐことに酷く執着し、悪どい交渉を仕掛けるが、一度交わした契約においては誠実である。

―――「いつの日か、報われるはずだから。」
 そう言ったあの人が報われることはなかった。その日の食事すらまともに摂れないような環境で、蔑みと同情の目で見られ、それでも盲目に未来を信じた挙げ句に飢え、死んだ。…いや、あの人だけであれば生きていくことはできただろう。あの人、母は私を守ったのだ。いつだって自分より私のことを優先し、自分は平気だと嘯くばかり。私はそれを知っていて甘えていた。母を殺したのは私だ。
 母が死んだ時、私の心には絶望も後悔もなかった。ただ、"怒り"だけが私を駆り立てた。無力な私への怒りと、母を救わなかった全ての者への怒り。誰でも良かった。全てを平等に許すつもりなど無かったから。私は、通りかかった女を殺そうとした。
 やれると思った。後ろから、油断しているその背中に刃こぼれしたナイフを突き刺そうとした。だが、気付けば視界は傾き、私の身体は壁に叩きつけられていた。打ち付けた背中だけでなく、頬がズキズキと痛む感触で殴られたのだと悟る。
「おいおい、イカれたガキだな。ぶん殴ってやったってのにまだ物騒な目しやがって。」
 目の前の女にもう一度、刃を突き出す。今度は背中からではなく正面から。だが、その刃が届くよりも先にみぞおちに膝蹴りが食い込む。揺らぐ視界。飛びそうになる意識の中、それでも握ったナイフを蹴られた脚に突き立てる。
「ってぇな…。ガキのくせに根性あるじゃねぇかよ。」
 必死に突き立てたナイフを押し込もうとするが、すぐに首を捕まれ、地面に組み伏せられる。
「どうやらマジで殺ろうって感じだなぁ。だがよぉ、殺ろうとしてるってことは、"殺られる"覚悟もあんだろうなぁ。」
 女はそう言うと、脚に突き刺さったナイフを引き抜き、そのまま刃を私の目前に突きつける。
「………」
 何も言わない。怯みもせず、ただジッと目の前の女を睨むだけだ。殺される覚悟など無い。ただ、自分の命などより、目の前の理不尽に刃を突き立てる方が大事だった。
「ははっ、マジにイカれてやがんな。テメェ、気に入ったぞ。」
 女がそう言ったのと同時に頬に今一度握り拳が放たれ、私の意識は途切れた。

 目が覚めると、そこは小さな宿屋の一室だった。
「あ、目ぇ覚めたか。ガキ。」
 目を向けた先には先程の女がいた。女は手に持っていたパンをこちらに放ってきた。
「食えよ。腹減ってんだろ。」
 訳がわからなかった。だが、常に空腹であった私にとって、手に取った食物にかぶりつかないという選択肢はなかった。味などわからず、ただ口に入れ、咀嚼し、飲み込む。
「よし、食ったな。…それじゃあ、金出せ。」
 更に訳がわからなかった。金?そんなもの持っているわけがないだろう。いきなりパンを手渡して食えと言ったくせに金を要求するなど意味不明だ。
「ははっ、アタシは優しいからな。脚の治療費と合わせて10Gでいいぜ。」
「………」
「…んだテメェ。金持ってねぇのか?ははっ!だったらよぉ、稼ぐしかねぇよなぁ!」
 そう言って首根っこを捕まれ、その場から運び出される。抵抗も虚しく、辿り着いた場所は冒険者ギルドだった。女はそこで周りの目も気にせず、一枚の依頼書を剥ぎ取ると受付に叩きつけた。
「この依頼、引き受けさせてもらうぜ。」
「…はぁ。アルハさん。今度は何をしでかすつもりですか。」
「おいおい、人聞きが悪ぃなぁ。冒険者として依頼を受けに来ただけじゃあねぇか。」
「その肩に抱えた女の子は一体何なんです。いくらハイペリオンでも人攫いなんかしたら冒険者資格剥奪ですよ。」
「身寄りのねぇガキを引き取っただけだっての。そんで丁度いいからコイツに金の稼ぎ方を叩き込んでやろうと思ってなぁ。」
「はぁ!?そんな子どもを冒険に連れて行くつもりですか!?」
「当たり前だろ?つうわけでさっさと依頼の方頼むぜ。」
 このアルハとかいう女の言っていることが本当にサッパリ訳がわからない。冒険者?金の稼ぎ方?いや、それより誰を引き取ったって…?
 立て続けに疑問が浮かぶ中、トントン拍子で話は進み、いつの間にか私は知らない森の中に放り出されていた。
「薬草の採取。基本中の基本だ。ここら辺は大した魔物はいねぇが、丸腰のテメェにとっちゃ野犬一匹でも命取りになる。精々気ぃ引き締めるこったな。」
 逆らおうにも、この女には軽くのされるだけだ。だから、言うことを聞いて隙を見つけなければいけない。だが、訳もわからずに薬草を採取させられて、私は一体何をしているのだ。
 そう思いながらもいくつか薬草を集めていると、不意に嫌な視線を感じた。咄嗟に目を向けるのと、獣がこちらに襲いかかってくるのは同時だった。
 牙が腕に食い込む。血が溢れ、骨が悲鳴を上げる。痛みでどうにかなりそうな意識を必死に繋ぎ止め、獣の牙をどうにか食い止める。
「ガアアアッ!!」
 こんな所で、こんな獣如きに殺される訳にはいかない。私は、あの訳のわからない女にまだ文句の一つも言っていないんだぞ。こんな、こんな所で…!
 次の瞬間、獣の頭に剣が突き刺さる。獣はすぐに動かなくなり、その場に倒れ伏した。
「腕で頭を庇うたぁな。上出来だ。」
 アルハは無造作に私の腕を掴むと、応急処置を始めた。痛みで声を上げそうになるが、必死に堪えて目の前の彼女を睨みつける。
「薬草の方も十分集まったみてぇだな。帰るとするか。」

「…はい。報酬の50Gです。」
「あんがとさん。」
 冒険者ギルドに戻ると、アルハは真っ先に依頼達成の報酬を受け取っていた。
「さて、ガキンチョ。薬草を集めたのはテメェだからな。この報酬の50G、テメェに受け取る権利がある。」
「………!」
「だがな、テメェの腕の治療に30G、あとは依頼引き受けはアタシ名義だから仲介料で10G、そんで残りの10Gは約束通り、飯代とアタシの脚の治療費で貰うぜ。…おっと!そしたら報酬がすっからかんになっちまったぜ!なんてこった!」
「………」
 この女…、本当に…。
「…わかったか。ガキンチョ。生きていくのには"金"がいる。テメェが何に苛ついてんのか知らねぇが、テメェの感じてる理不尽は全部金がねぇからだ。だから、アタシが金の稼ぎ方を教えてやんよ。そんでもし、金を稼いでもテメェがアタシに一発喰らわしてぇってんなら、そんときはまた相手になってやる。どうだ?悪くねぇだろ?」
 この女の言っていることは本当にサッパリ何一つとして訳がわからない。だが、話に乗ってやって最後に思い切り殴ってやるのも悪くない。
 アルハの手を取り、思い切り握り締める。
「…わたし、シヤ。」
「へっ、良い挨拶だ。」
 アルハに握り返された手に獣に噛まれた時以上の激痛が走ったのは言うまでもない。

―――「おい、シヤ!テメェまたアタシの財布盗ったろ!」
 朝っぱらからうるさい怒鳴り声が鳴り響きます。
「…はぁ。人聞きの悪いことを仰らないでくれます?アナタが昨日酒臭い息を吐きながら約束してくれたじゃないですの。介抱してくれたらワタクシに財布を渡すって。」
「はぁ!?そんな覚えのねぇ約束なんざなしだ!なし!」
「自分の言葉に責任が持てない人間って嫌ですわねー。」
 成人したワタクシは、アルハとともに日々冒険者として…ではなく、彼女が冒険のついでに拾ってくるガラクタを他人に売りつけることでお金を稼いでいました。
「ったくよぉ。いつからこんながめついお嬢様気取りになっちまったんだが。」
「あら、こんな近くに反面教師がいたからこうなったんですのよ。野蛮人みたいな口調で怒鳴り声を上げるような人には絶対になりたくないって思ったんですの。元より、お金がいかに大事か教えてくれたのは何処の何方でしたっけ?」
「生意気言いやがってよぉ。育ててやった恩ってもんはねぇのかよ。」
「保護したくせに逐一生活費を要求してくるようなお方が誰を育てたって?冗談キツくってよ。」
 こんな悪態をつきながらも、一応アルハには感謝をしています。まあ本当に、一応の一応ですけれども。して、そんな彼女に存分にお金の大切さを叩き込まれたワタクシは、日々お金稼ぎに躍起になっていました。
「まあいい。ところで、今度でけぇ依頼を引き受けることになりそうなんだが、数ヶ月一人でやっていけるか?」
「何を仰ってますの?アナタが数ヶ月ロクに稼ぎもせずに遊び倒していた時、ワタクシは一人で稼いでいたも同然だったんですのよ。むしろ、無駄金使うような方がいらっしゃらないだけマシですの。」
「ったくよぉ。」
 数日後、ワタクシは大した挨拶もせずにアルハを見送りました。ガラクタ売りをしながら、他の仕事もこなしてお金を稼ぎ、稼ぎ…、数ヶ月が経って、一年、二年…。
 ワタクシはいつからか気付いていました。アルハがもう帰ってこないということに。それでも、遠い地で馬鹿げたことをやっているのだと、いつか不意に何もなかったみたいに帰ってくるのだと、無力なワタクシはそう信じるしかありませんでした。
 十年、二十年…、時が経ち、街並みも変わっていく中で、ワタクシだけが取り残されたようで、子どもの頃の記憶が不意によぎったのです。
『いつの日か、報われるはずだから。』
 母の言葉は、ワタクシに向けられたものだったのでしょう。でも、幼いワタクシにはそれがわからず、抑えられない怒りを誰かにぶつけようとして…。
「ふふっ、アナタに出会った時は本当に最悪でしたのよ。」
 虚空に放った言葉に返事はありません。ただ、ワタクシを置いて行ってしまう彼女達が少しズルいように思えて…、ワタクシは、ワタクシはどうすればいいの。
『金だよ金!金さえあれば大抵のことはなんだってできんのさ!』
 馬鹿ですのね。いくらお金があったってアナタはもう帰ってこないというのに。
『…金で手に入らねぇもんだぁ?そんなもんはよ、自分で探しに行くっきゃねぇだろ。』
 …探しに行く?何を?何処へ?どうやって?
『んなもん決まってんだろ。冒険だよ。』
 ハッとしたように視界がひらける。アルハが何故冒険者として生きていたのか。何故命をかけてでも戦っていたのか。お金よりも大切なもののため。そんなもの、ワタクシにとっては一つだけですのよ。
「アナタのことくらい、ワタクシが自分で探してあげましてよ。」

 この冒険は、アナタと出会うための冒険ですのよ。アルハ。

セッション履歴

No. 日付 タイトル 経験点 ガメル 名誉点 成長 GM 参加者
キャラクター作成 3,000 1,200 0
ブルーバード1 2,500 1,800+50+150 50 器用
精神
ブルーバード2 3,500 2,500+140 49 知力
精神
ブルーバード3 3,850 3,500+680 60 精神
生命
ブルーバード4 5,050 8,000 117 知力×2
取得総計 17,900 18,020 276 8

収支履歴

マギスフィア小::-200
バレットポーチ::-100
ハードレザー::-340
ラウンドシールド::-100
サーペンタインガン::-360
弾丸*24::-100
クロエ案内報酬::665
依頼前金::200
ギルド借金:<500
魔香草*2::-200
冒険者セット::-100
ヒーリングポーション*2::-200
アウェイクンポーション::-100
救命草*2::-60
デリンジャー::-600
おまけ::20
保存食(7日分)::-50
ギルド借金返済:<-500
スマルティエの宗匠の指輪::-900
活性弾*12::-160
弾丸*12::-50
前金::500
ノア契約前金::1000
スマルティエの怪力の腕輪::-900
タワーシールド::-600
ボーンベスト::-2100
弾丸*12::-50
薬師道具セット::-200
デリンジャー::-540
ラウンドシールド(売却)::50
ハードレザー(売却)::170
前金::500
救難草*2::-200
魔香草::-100
ノア契約報酬::3500
ブラックベルト::-2250
スマルティエの帽子::-199
スマルティエのリングピアス::-195
スマルティエのチョーカー::-195
アルケミーキット::-150
マギスフィア中::-375
マテリアルカード緑B*3::-45
マテリアルカード緑A*2::-300
リボルバー::-1500
マナチャージクリスタル5::-1875
魔晶石5*3::-1125

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