容姿・経歴・その他メモ

「ああ、このまま『夕闇の木漏れ日亭』は冒険者が減って、すると依頼も回ってこなくなり閉鎖、我々は別のギルド支部に移籍しようとするも、しみついた景気の悪さに仕事が来ずに干からびてしまうんだ……」
「ここはよく考えて、慎重に、やはり突撃しかないだろう」
「（しゃべるよりこっちのほうが楽だろう？)」

彫像のように堂々とした体つきの戦士だが、ちょっと悲観的なところがある。
実行の前にしっかり考えたいと思っているが、考えた末の結論はたいてい正面からの突撃になる。考えなしの突撃と熟慮の末の突撃は全然違うと本人は主張している。

絶対に知られたくない秘密がある
大恋愛したことがある
大きな遺跡を発見したことがある

以前所属していたパーティーが、大きな遺跡を発見して入るか入らないかでもめたことをきっかけに解散してしまった。パーティー内に恋人がいたが、解散のときに意気地なしという言葉を投げつけられて別れている。
以上のことが絶対に知られたくない秘密……ではない。なぜならギルド中に知られているからである。

今のところ絶対に知られたくない秘密は、彼女に書いためちゃくちゃ恥ずかしいラブレターの内容である。

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