容姿・経歴・その他メモ

育て親の死をきっかけに独り立ちし、1丁の銃と小さな家だけを財産に冒険者となったルーンフォークの少女。性格は素直で礼儀正しい、一方で「冒険者ですから」という理屈で豪胆な行動をしでかす。

趣味は賭博、親代わりだった男によく連れてこられた影響で自身も好むようになった…手持ちのお金を全て使い果たすこともよくある程に。

「チマチマ賭けてても楽しくないですからどーんと賭けましょう。無くなったらまた稼げばいいんです、私は冒険者なんですから。『親父様』もよくそうやってすっからかんのすってんてんになっていました。懐かしいです、自分の武器と私の食費以外。その時はいてたパンツまで賭けて全部無くした親父様……」
「私は服は賭けないようにって言われてるのでやりません。あんまり替えもないですし」


魔動機文明の遺跡に眠っていたところをナイトメアの冒険によって見つけられ、その場の流れだったりの紆余曲折で彼の娘として引き取られこの世界での生き方や冒険者としての在り方を学んでいた

　フシーレが『親父様』と呼び慕ったその冒険者はこのあたりでは名をだせばなんとなく通じる程度に有力な冒険者で、腕っぷしでのし上がり仲間と共に何度も遺跡に潜り冒険者の後輩とみればなにかと世話を焼いたり酒を飲ませたりし借りは忘れず貸しは忘れる、細かいことは良くも悪くも気にしないで豪快に笑っているような冒険者であった。
ついでに何度も冒険を成功させ大金と言えるような額を稼いだりもしたが細かいことは気にしないの悪い部分で屋敷や美酒といった大きな買い物や宴会を開いたりや趣味の賭博で盛大に散財し無一文となることもしばしばあるような人物であった。

「『ケチケチすんな！ぱーーっと使っちまったほうが楽しいんだよ金ってモンは。なくなったらまた冒険にでもいって稼いでくればいい、武器が手元に残ってりゃそれができんのが冒険者だからな。がっはっは！！』と言っていました」

彼からは冒険者以外の生きる道も示されていたが、その背中に憧れたフチーレは同じように冒険者として信頼できる仲間と共に腕一本で食っていく世界を選び、親父様が冒険の中帰らぬ人となったことをきっかけに独り立ちし自らも冒険者となった。

「親父様は冒険者でいることに誇りをもっていましたから。冒険の中で死ねたならきっと悔いはなかったと思います。私もこれからそう言えるような冒険者になりたいです。」

ついでに「親父様の弔いです」と彼が生前成し、まだ賭場に持っていかれたり差し押さえられたりしていなかったそれなりの遺産を全て賭場や宴等の形の残らない用途で使いきりほぼ無一文となっている。これから冒険に出なければ生活すらできないが問題はなにもない。

「手元にあったのは親父様の遺した金です。私の好きにするものではありません。冒険者なら自分の腕で稼いだ金で自分の好きなように暮らすものだと、そういうものだって学びました」

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