特殊能力

[宣]大角スイープ

　近接攻撃可能なキャラクターを任意に5体まで選び、それらに大角で攻撃を行います。
　この能力は連続した手番には行えません。

[宣]突き上げ

　対象が一つの部位しか持たず、二足歩行で実際に両足のみで地面に経っている場合に限り宣言できます。
　大角での攻撃が命中すると、ダメージを与えると同時に対象を点灯させます。

[補]狂気の瞳/11(18)/精神抵抗力/半減

　視線を合わせたものに狂気をもたらします。
　「射程/形状：起点指定/1(10m)」で「効果：1体全」に効果を及ぼします。
　精神抵抗力判定に失敗した対処は、自身の手番において、この魔物を対象に武器攻撃や、「対象：1体」の魔法の行使や効果の適用を行おうとした場合、1dを振らなければなりません。出目が「4～6」の場合はそのまま実行できますが、出目が「2～3」の場合は丸ごと中止しなければなりません。それが主動作であれば主動作機会ごと失われ、補助動作であっても同じ行動をその手番中に取り直すことはできません。そして出目が「1」の場合、ルールが許す範囲で対象を(敵味方関係なく)無作為に変更して実行します。ルール的に対象変更が不可能な場合(たとえば、この魔物と対象しか乱戦エリア内にいない場合での近接攻撃)では「中止」となります。
「対象：1体」の魔法を《魔法拡大/数》などで倍加していたなどで対象を複数同時に対象にしていた場合、出目が「2～3」は丸ごと中止になります。出目が「1」は可能な範囲で1体分をこの魔物から別のキャラクターに変更して実行します。万一その対象変更が不可能ときには「中止」となります。
　この効果は精神効果属性であり、10秒(1ラウンド)の間だけ持続します。
この効果は"奈落の魔域"の外では一回の手番に一回しか使えません。しかし、魔域内では一回の手番に二回まで使用可能になります。かつ、魔域内では効果を受けた対象が行動前にチェックで振る出目が-1されます。(最低-1)。
　戦場にいるキャラクターは自身の手番開始時に「この魔物を直視しない」と宣言することでこの能力の対象になることを自身の手番開始時まで自動的に免れます。ただし、その場合には遠隔攻撃や射程のあつ魔法行使をこの魔物を直接の対象として行えません。近接攻撃は可能ですが、命中力判定に-2のペナルティ修正を受けなければなりません。また、この魔物から近接攻撃を受けたときには回避力判定に-2のペナルティ修正を受けなければなりません。