容姿・経歴・その他メモ

◆容姿
豊かな金髪を吹き流し、着崩した神官服の上にさらに豪奢なアクセサリーで着飾った少女。
ヒトならざるような造り物めいた美貌の持ち主であり、貴族然とした佇まいも相まってとても冒険者のようには見えない。

◆経歴
キルヒア神殿の司祭であり、『翡翠の賢者』と謳われた神官の一人娘。
父はハーヴェス国内でも指折りの神官であり、母もハイマンの高名な妖精使いとエリート一家の元に生まれ、稀有な種族と優秀な能力から幼い頃から神殿で重宝され育てられてきた。

しかし、ある日神殿を通りかかった冒険者相手に「冒険なんてくだらない」と小馬鹿にしたところ、書庫に籠もって先人の足跡をなぞるだけの人生の方が退屈だろうと論破され、その日から父と母の功績を超えるべく冒険者を志すようになった。
成人する頃、短命なハイマンである両親は既にこの世を去っており、神殿の神官たちが引き止めるのを無視して彼女は一人旅に出た。全ては自身の知識と輝かしい栄光のために！

◆性格
自他ともに優秀だという認識の元育ったため、尊大かつ慢心した言動が目立つ。
また、知力に劣る者をとくに見下す傾向があり、リカントやグラスランナー相手に揉め事を起こすこともしばしば。
本人は悪気がなく本当に自分が賢くて偉いと思っているため注意されてもあまり改善はしていない。

一方で、両親が人格者だった影響か犯罪や悪事は嫌う傾向にあり、なんだかんだと言いつつ人助けには積極的な一面がある。
ただし穢れや蛮族といったものへの風当たりも強く、ナイトメアやウィークリングなどのことはあまりよく思っていない。

もう一つ欠点としては冒険者としては浪費癖が激しく、一週間に一度はちゃんとした食事を食べないと気が済まず、また常に豪奢な衣服やアクセサリーで自分を着飾ってしまう。プリーストとしての修練を詰まずに妖精魔法ばかりに明け暮れる理由は、彼女がジュエリーに目がないからという非常に俗っぽい理由だったりする。

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