刀が鞘に収まった状態で構え、そこから刀を抜いた勢いで一撃を加えます。
　この特技の使用者は、使用時に視界内の対象を1体指定します。使用者が自身の次の主動作でその対象に近接攻撃を行い、対象の回避力判定の達成値より「３」以上高い達成値で命中したならば算出ダメージが「２倍」になります。それ以外の数値の場合は、通常の近接攻撃時と同様の処理を行ないます。
　近接攻撃の実行時、指定した対象を攻撃出来ない場合、または対象が戦闘から離脱している場合は、この特技の効果は失われます。
　特技の使用後、別の主動作を行なってしまうと、この特技の効果は失われます（ラウンドをまたぐことは問題ありません）。
　複数の敵を同時に攻撃しうる能力、魔法などの効果をこの特技の効果と重複させる事はできません。それらを使用する場合には、この特技の効果は発生しません。

理合いを完全に支配し、敵の回避行動を意のままにする技術です。
『序之型』で指定した対象が、『序之型』による近接攻撃に対して回避力判定を行った場合、その2dの片方の出目を「１」にします。この効果を適用して両方の出目が「１」となった場合は、その回避力判定は自動失敗となります。
回避力判定に固定値を用いた場合、その数値に「－４」のペナルティ修正を加えます。
この特技の効果によって回避力判定の出目を変更した場合、能力、魔法などの効果によって、後からその出目を変更する事は出来ません。

理合いを操作し、自在に動き回り死角をついて攻撃する奥義です。
移動を行なった手番でのみ適用します。『序之型』の効果を適用した近接攻撃が命中した場合、基本戦闘ならば[＋自身の敏捷度Ｂ]、上級戦闘ならば[移動距離５ｍごと(端数切り上げ)に＋１]して、威力表を振ります。威力表の上限は１００までです。